山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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情報発信

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大洪水の警告に耳を傾けず

2024年10月7日

(礼拝カード NO.24 お話 諏訪園長先生)

★ この話は聖書の中でも最も有名なので、一度は聞いたことがあるでしょう。たくさんの動物が出てきて子ども達も喜ぶもので、絵本や映画等多々あります。伝えたいことは周囲の人々からバカにされ、あなどられながらも、神様の命令に従順に従って箱舟を造り洪水より救われたノアの信仰です。

★ 神様は始め完全で美しい世界をおつくりになり「きわめて良し」とされました。神様が望んだように人間は増えていきました。ところが人々は自分の欲に支配され悪いことを思ったり平気で悪いことをする人が多くなり、神様を忘れるばかりでなく「神様なんかいらない」とさえ言うようになりました。

★ そんな人間世界を見て神様は大変悲しまれ、「私が創った人間も、獣や鳥、虫もみんな無くして、新しい良い世界に作り替えよう」とお決めになりました。「でも、ノアとその家族だけは助けて新しい世界のために残しておこう」と思われました。

★ ノアは神様の言葉に従い、家族で毎日一生懸命箱舟づくりに励み、周囲の人に「これから大洪水が起こるから、あなた方も神様を信じて箱舟ができたら乗ってください」と言いましたが、誰一人ノアの話を信じる者はいないばかりか「かわいそうにノアは気違った」と馬鹿にするばかりでした。

★ ノアの家族は箱舟を完成させ、あらゆる獣・鳥・虫のつがいを集め、自分たちが乗り込むばかりとなるまで人々に「神様を信じ一緒に乗って下さい」と語りかけました。ある日突然空が真っ黒になり、風が吹き始め雨が落ちてきました。用意したすべてのものを積み終え入口を閉めると大雨になり、その日から大雨は40日間降り続け、すべての人・町・山は水没し、ノアの箱舟ばかりが水の上を漂うばかりとなりました。

★ こうしてノアの家族だけが生き残り、みんなで感謝したのです。神様は「二度と洪水によって世界を変えることはない」と約束し、そのしるしに虹をかけてくださいました。そしてノアの息子夫婦を世界の各地に赴くように伝え、私たちの先祖となったのです。

★ 神様によって新しくされたこの地球。しかしながら人類は相変わらず頑固に創造主を拒み、自分の正義を振りかざしながら衝突しあい、憎みあいます。これからの世界を担う子ども達のために、神様が創った本来美しく完全なこの世界を取り戻すために、私たち大人はどう手本を示すか一緒に考えていきましょう。



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園長

社会福祉法人 地の塩会
理事長 矢澤俊彦
荘内教会保育園
園長 諏訪瑞代
997-0034 山形県鶴岡市本町3丁目5-36
電話/FAX 0235-25-7070
ホームページ  http://skh.tyo.ne.jp/

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