山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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神様をかろんじたアダムとイブ
2024年9月2日
(礼拝カード NO.19 お話 諏訪園長先生)
★ 今日のお話は最初の人間アダムとイブのお話です。2人はいつも仲良く一緒にいて神様が用意してくださった物を食べて、美しい花や星や月、又、太陽が上ったり、沈んだりするのを眺めたり、動物たちと一緒に遊んだり、昼寝をしたり、いつも神様に感謝して毎日心豊かに楽しく過ごしていました。
★ そんな二人が神様と約束したことが一つありました。神様はこう言いました。「この庭にはいろんな実をつける木がいっぱいあります。その中で真ん中のこの大きな木の実だけは絶対食べてはいけません。これだけはしっかり守ってください。いいですか?約束ですよ。」二人は神様に「はい分りました。約束します。」と答えました。
★ その真ん中の大きな木には真っ赤な大きい実がいっぱいついています。
二人は約束通り、とって食べようとはしませんでした。ところがある日、悪魔がずる賢い蛇の姿になってこっそり庭に入ってきて二人を悪いことに誘いました。イヴにこう囁いたのです。「神がこの実を食べてはならないといったのかい?」イヴは答えました。「あの真ん中の木だけよ。食べたら死んじゃうの。」蛇は言いました。「死なないさ。神にはあの実を食べてほしくない訳があるからさ。この木の実を食べると神のように賢くなって、神の知ることを君たちも知るようになるんだ。」食べても死なないと聞いたイヴはどうしても木の実を食べたくなり、とうとう食べてしまいました。そして「アダム、この木の実とってもおいしいから食べて」とアダムにも分けて二人で食べたのです!」
★ こうして二人は神様との大事な約束を破ってしまいました。木の実を食べた瞬間から恥や恐れ、不安などの暗い気持ちが押し寄せてきたのです。
夕方神様が来た時には思わず木の陰に隠れてしまいました。神様は「どうしてあの実を食べたのか」と聞きましたが二人は相手のせいにするばかりです。けんかを始める寸前です。神様はそんな二人を見て、とても悲しみました。悲しみながらも二人に着物を着せてこの庭から追い出したのです。この時以来、人類は神様から離れ、人と人とのいさかい、果ては戦が絶えず今日に至っています。
★ このような人類を憐れんで神様はひとりごイエス様をこの世に送ってくださいました。イエス様に連なることによって、この罪からようやく人類は解放されるのです。
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