山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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この世界は神様の愛でいっぱい
2024年8月26日
(礼拝カード NO.18 お話 青塚事務長先生)
★ この世界の始めには、暗闇だけがありました。皆さん、ちょっと目を閉じてみてください。真っ暗で何も見えませんね。なんだか怖くなってきます。多分なんの音も聞こえないでしょう。あちこち歩いていこうとしても、つまづくばかり、心も凍りついてしまうでしょう。シーンとした真っ暗な宇宙です。
★ そこで神様は大声で「光あれ」と命じました。すると、どうでしょう、世界はたちまち明るく光でいっぱいになりました。その時、太陽が現れたからです。お日様は明るいだけでなく、冷たい地球を温かく包んでくれました。神様の一言で、この世界が明るくなるのです。神様を知らない人は、なお暗い闇の中に住んでいるのです。
★ 次に神様は「大空よ、海よ、大地よ、現れ出よ!」と言われるとしばらくして、大きな青い空が嬉しそうに、姿を現したのです。それは何と綺麗で清々しいものでしょう。神様のことを思うと、その人の心の空はたちまち晴れわたって、喜び溢れてきます。
★ しばらくすると、今度は大きな水のかたまりが押し寄せてきました。そうです、広い海です。その上には心地良い風も吹いてきます。でも地球上全部が海になったのではありません。そうです、半分は陸地になったのです。丁度良いくらい水と大地がある。水が多すぎても、陸地ばかりでも困ります。お分かりでしょう。
★ 次に神様は、水の中の生き物(魚たちですね)、地面を這う生き物(アリさんや獣たち、お猿さんもいます)を創り、また空を飛ぶ生き物(鳥たちですね)を創られると、この世界は色々な動物たちでいっぱいになりました。でも、何か足りませんね。そうです。植物です。そこで草や野菜や果物の木や松や杉など沢山の木々ができたのです。なかでも、綺麗な色とりどりのお花は素晴らしいものです。美しいお花を見るたびに神様に感謝しましょう。ここまできて、にぎやかになった地球ですが、神様にはちょっと寂しく感じました。それはいろいろなお話ができる相手がいなかったからです。そこで神様は土を取って、ご自分の息を吹きかけると、とうとう「人間」というものが現れました。それは大きな頭でいろいろ考え、思い、神様とお話ができ、感謝もし、神様の喜びや悲しみを共に味わうことができる。これがお祈りというものです。お祈りをして、神様といつもお話しができる。私達もうれしいし、神様も大喜びです。でもお祈りを忘れた人が多いことを神様はきっと悲しんでいることでしょう。そして動物や植物たちと仲良くするように、そう神様は言われたのです。
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