山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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情報発信

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思いわずらいなき 空の鳥たち

2024年7月8日

(礼拝カード NO.12 お話 安希子先生)

★ 世界中には色々な生き物がたくさんいます。虫・魚・動物・鳥等々。

 これらはすべて、神さまが創って下さいました。たくさんの生き物の中から今日は、大空を飛ぶ鳥に目を向けてみたいと思います。

★ 皆さんは、どんな鳥を知っているでしょうか?世界には9000種類もの鳥がいて日本には600種類の鳥がいると言われています。

★ では、その中から皆さんがよく知っているカラスという鳥についてお話をしたいと思います。カラスを見たことがない人はきっといないと思います。私たち人間にとって毎日のように見ることのできる身近な鳥ですね。カラスも1種類ではなく、日本では5種類ほどのカラスを見ることができるそうです。

 カラスはとても頭の良い鳥と言われていて、脳は重く大きく犬や猫よりも賢いそうです。人間で言うとIQは6~8歳くらいとのこと。人間の顔や男の人とか女の人というのも見分けられるのだとか。

★ 強い警戒心をもつカラスは臆病な性格、本来人を襲うことは少ないのですが、3~7月は繁殖期で攻撃的になるようです。子どもを守ろうとするには、人間と同じですね。

★ 寿命は10~20年。1日の生活を見てみると、早朝に飛び立って日中は餌を探し暗くなるとねぐらへ帰るという流れのようです。食べ物は何でも食べますが、好きなのは高たんぱく質、高脂質の唐揚げやマヨネーズ。昆虫や木の実、生ゴミは色んな食べ物が入っているので、栄養を取るのには格好の餌でもあります。口ばしでつついて割れない貝や木の実は、空中から落として割ったり、それでも硬くて割れないクルミなどは、車にひかせて割るカラスもいます。賢いのがわかりますね。

★ カラスも会話をします。言葉は話せないのですが、鳴き声で会話をするそうです。よく聞くと鳴き方も1種類ではなく色々とあるようなので、今度聞いてみるのもいいかもしれませんね。カラスにとっての天敵はトンビ、オオタカ、フクロウで、特にオオタカとフクロウはカラスを餌にして食べられてしまう危険性があるので怖い存在なのだそうです。

★ カラスは、頭だけでなく目もとても良いと言われています。餌も臭いで探すのではなく目で探します。人間よりも色の認識力に優れていて、人間が7色に見える「にじ」もカラスには14色に見えるそうです。目が良いのが逆に弱点にもなり、強い光には弱く強力な光を発するライトやキラキラ光るものは苦手。特に黄色を嫌がるとも言われています。どうですか?いつも見るカラスのことが少し詳しく知ることができましたか?

 神さまは、カラス一羽にもこんなにも様々な大事なものを与えて下さっています。

★ さあ私たち人間はどうでしょうか?鳥のように空を飛ぶことはできませんが、2本足で立ったり言葉を話したり、字を書いたり絵を描いたり、考えたり記憶したりそして何よりも、優しい思いやりの心を持っていますね。鳥や動物たちにはない力です。

★ 神さまはそれぞれに優れた力を授けて下さっています。それは神さまがすべての生き物を大切に思い愛して下さっているからです。そのことに感謝し、与えられたものを大切に仲良く過ごして行きたいですね。



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園長

社会福祉法人 地の塩会
理事長 矢澤俊彦
荘内教会保育園
園長 諏訪瑞代
997-0034 山形県鶴岡市本町3丁目5-36
電話/FAX 0235-25-7070
ホームページ  http://skh.tyo.ne.jp/

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