山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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イエス様は泣いています
2024年3月4日
(礼拝カード NO.45 お話 矢澤牧師先生)
★ いつもは明るくニコニコしているイエス様がとても悲しそうで泣いています。一体どうしてなんだろう?それをちょっと考えてみましょう。
★ それは第一に、いばりんぼうが多いからです。自分がイエス様より偉いと思っているのです。王様も「ワシが本当の王様だ!イエスなんて殺してしまえ!」と言いました。お姫様も「こんなに私は綺麗なので、イエス様なんかいない方がいい」と思いました。家来もみんな賛成です。
★ お金持ちも、これだけあれば大丈夫。お金さえあれば、いい家に住み、美味しい物を食べ、綺麗な服を着ることができる。お金があれば何でもできる。「その有り難いお金をみんな貧乏人にあげなさいなどと、乱暴なことを言うイエスは困ったヤツだ!」乞食たちも言いました。「いくら待っていても、お金も食べ物もくれないイエスなんて、見ると俺達同様だから、仕方ないけどね。」神殿にいる学者先生達も言いました。「ヤツは大工の子供だろう。大学も出ていないし、勉強もしていない。俺達を教える資格なんか無いのに、威張っている。」魚屋さんはいいました。「海のお魚こそ、神様だ!」肉屋さんは「豚や牛が神様だ!」お百姓さんは「田んぼや畑が神様だ!」また、太陽が神様だという人も大勢います。「神様なんて目に見えないから、神様なんていないんだ。それより、見える物を大事にしよう。」と言うわけです。
★ たくさんの病人も病気を治してもらうとイエス様のことを忘れて、どこかへ行ってしまいました。癒された10人のらい病人のうち、イエス様の弟子になったのは、たった一人でした。治ってしまうとイエス様より大事な物が出てくるのでしょう。例えば、お家の人・友だち・勉強・仕事・遊び・旅行、その他色々です。
★ そこで、まつ組さんに特にお話します。小学校に行くとイエス様のお話も讃美歌も聖書もお祈りもありません。だから、お昼ご飯のときに、お祈りもしなくなる人が多い。でも、ちょっと勇気を出して「お互いにゆるしあうことができるように」と祈って下さい。日曜日には、午前9時からの子供の教会に出来るだけ来てください。2週間、3週間また4週間に一度でもいいです。実際、2年生から6年生までの先輩たちで来ている人は、ほとんどいないです。これでは、イエス様がどんなに泣き悲しんでいるでしょう。今日の絵をよく見て下さい。そして、お母さんによく言って連れて来てくれるように、お願いを続けて下さい。イエス様を慰めてあげて下さい。
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