山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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様々な弟子たち
2024年1月22日
(礼拝カード NO.39 お話 千文先生)
★ 大人になったイエス様は、一人で旅をしていました。何のため?それは神様の愛を伝える事でした。でも、住むお家もなく、着るものもボロ一枚で食べるものもありません。時々、村の人が持ってきてくれるだけです。それでも、だんだんお話を聞く人が増えて来ました。イエス様がとても魅力的で力持ちだったからです。どの町に行っても、たくさんの人が集まるようになりました。あんまり、休んだり眠る暇もありません。「このままじゃ大変だ。人は多くいるし、私も疲れてしまう。どうしたらいいだろう」と、イエス様は考えました。
★ 「そうだ!私の仕事を手伝ってもらう人を探そう。」それからイエス様は、周りの人をよく見てお弟子さんにしたい人を探し始めました。
★ 例えば漁師のペテロさんです。その頃もう何十日もお魚が捕れなくて疲れ切っていました。そこへやってきたイエス様は湖の「向こうの方に船を進めたら」と言われ疑いながらもその通りにすると、なんと沢山の魚で網が破れそうになったのです。そして、驚いて見上げたイエス様はなんと光に包まれていたことでしょう。「この人は誰だろう」と思っていると、「さあ、ペテロ!網を捨てて私についてきなさい。今度は人間をとる漁師になりなさい」ペテロさんはどんなに嬉しかったことでしょう。
★ マタイさんは道路の入り口にいて通行税を取る仕事でしたが、強い人には安くし、弱くてお金の無い人からは沢山取り立てるものですから、町の人から嫌われて友だちは一人もいませんでした。そんなマタイさんにある日、イエス様がやってきて「どうだ?私についてこないか?」と呼びかけたのです。何故か大喜びのマタイさんです。
★ アンデレさんは、生まれてからこれまで、自分の足で歩くことができませんでした。道にいつも座り込んで、貧しい毎日を過ごしていました。そこで、イエス様に会い、イエス様の目を見て、お話を聞いているうちに、だんだん体に、そして足に力が湧いてきて歩けるようなったのです。イエス様の力に感激したアンデレさんも弟子になりました。
★ そのようにして、あと9人に声を掛けイエス様の周りには12人が勢ぞろいしました。この人たちをお弟子さんといいますが、この人たちは、皆強くて気は優しそうな人達です。それからというもの、イエス様と12人はいつも側にいて一緒に旅をしました。食事も一緒、お話も一番前で聞き、寝る時も一緒です。お弟子さんは、とっても大喜び、嬉しくて仕方ありません。
★ さて、皆さんもイエス様のお弟子さんになりたくありませんか?お家も無く、着るものはボロで食べるものもあまりないのに、大丈夫ですか?イエス様のお話がいつも聞けるなんて嬉しいですね。でも、ちょっといて、「やめた」なんて言う飽きっぽい人は、ダメですね。歩き始めたら一生、イエス様と歩かなくちゃね。さあ、皆さんは大きくなったらなりたいものあるでしょうね。パン屋さんとか何かの選手とか先生とか・・・。でも、皆の中からイエス様のお弟子さんになりたい、こういう人がたくさん出てきてほしいと思います。
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