山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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とうとうイエス様 誕生
2023年12月25日
(礼拝カード NO.36 お話 萌先生)
★ クリスマスの夜、野原を一人の旅人が歩いていました。すると、向こうから「ヒヒーン!」。元気な声とともに、一頭の馬が走ってきます。そして立ち止まると、「大変だ!ぼくの馬小屋に、大勢の人がきてね、ぼく追い出されちゃったんだ。とってもかわいくて、ピカピカの赤ちゃんが生まれて、羊飼いや博士なんかも来て大騒ぎ。ぼくも嬉しくなって、みんなに知らせようと走ってきたんです。ぜひ行ってみてね。ヒヒーン」。
★ そこで旅人が星の光がさしている馬小屋に行ってみると・・・びっくりです。羊飼いたちや博士たちが飼い葉桶の中で寝ている赤ちゃんに向かって、地面に頭をこすりつけて礼拝をしていました。
★ そこへ駆け込んできたのは、3人のおかみさん達でした。「ご、ご、ごめんなさい!さっきは宿屋から追い出してしまって。探していたら、お馬さんがここを教えてくれたんです。マリアさん、赦しておくれ。これからは優しい人になるから・・」。そう言って、おかみさん達は号泣しながら、イエス様を拝んだのです。
★ 次にやってきたのは怖い顔をした強盗さん達です。いかついこわい顔をしているのに、泣いています。イエス様の姿を見て、自分たちがいかに悪いことをしていたかに気付き「もう悪いことはしないぞ」、と固く決心をしているのです!
★ 旅の人は思いました。「ああ、長い間あちこち旅をしてきたのは、この赤ちゃんに出会うためだったんだ。大きくなったら、みんなの心をますます綺麗にし、元気にする人になるだろう。このイエス様こそ世界の救い主に違いない」。そこで旅の人も、頭を地面にすりつけて礼拝し、大きな声で歌を歌ってあげたんです。旅人の歌を聞いて周りの人たちも歌い始め、みんなでイエス様の誕生をお祝いしました。
★ 「こうしちゃいられない!」と旅人や博士、羊飼い、おかみさんや強盗さんたちは、自分の仲間や家族、友達など色々な人にイエス様が生まれたことを教えに行きました。こうしてイエス様を拝む人たちはどんどんふえていき、クリスマスの喜びも世界中に広がっていったのでした。
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