山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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情報発信

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神様を軽んじたアダム

2023年10月30日

(礼拝カード NO.28 お話 奈緒先生)

★ 神様が初めて創られた人間はアダムさんという男とエヴァさんという女の人でした。二人はとても仲がよく幸せ、与えられたエデンという大きな庭で、毎日遊んだり、畑を耕したり楽しく過ごしていました。

★ そんなある日、神様は二人を呼んでこんな話をしました。「いいですか、この庭にはいろんな実をつけるいろんな果樹があります。そのどれをとって食べてもいいですが、ただその真ん中の大きい木の実だけは食べてはいけません。これだけはしっかり守ってください」。神様の真剣な顔つきを見て、二人は「はい、わかりました」と答えたのです。

★ さて しばらくすると、ずる賢いヘビがやってきて言うんです。「あの木の実を食べるな、なんて神様ほんとに言ったのかな。聞き間違いじゃない?神様あれを一人占めしたくてそんなことを言ったんじゃない?」。

★ 「見ろ、あの木の実の多さを。たった一つだけなら。神様だって分かりっこないよ」。(・・・「ダメダメ、一つでも神様にはわかっちゃうよ!」)

 その巧みな誘いにグラッ、ときた二人。その夜はそれが気になってよく眠れません。

★ 2日目。落ち着かない二人にヘビは、「あれはおいしいだけじゃない、知恵の実といってな、食べると神様のように利口になるんだよ」。この言葉にもうがまんができません。スルスルと木にのぼり、それでも小さめの目立たないのをパクリ、下ではエヴァが「わたしにも」とせがむ。こうしてついに、二人は神様との大事な約束を破ってしまったのです。

★ 困ったことが起こりました。その実を食べた瞬間から二人の心に黒雲が湧き出し、それまで経験しなかった不安や恐れが占領するようになったんです。・・その夕方、二人は神様がやってくる音を聞き、物陰に隠れたのです。そんなことをしたことはなかったのに。「さあ、出てきてあの実を食べた理由をいいなさい」。仕方なく、「このアダムが食べろ、とくれたんです」とエヴァ。「あのヘビが大丈夫だ、一つくらい、と誘惑したんです。」と、醜い責任のなすりあいが始まりました。

★ それからです。世の中がこんなに暗くなったのは。神様を私達の心の中から追い出すとき、必ず黒雲が支配します。責めあいやけんかや戦争も起こります。

★ でもひとつの道があります。それは、神様が私達にイエス様を贈って下さったことです。イエス様が私達の心に住んでくださるとき、心の黒雲は消えて、世界はまたあの楽しいエデンの庭のようになるのです。でも、イエス様をお迎えしなければ、自分も世の中も暗闇が続くのです。



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理事長

社会福祉法人 地の塩会
理事長 矢澤俊彦
荘内教会保育園
園長 諏訪瑞代
997-0034 山形県鶴岡市本町3丁目5-36
電話/FAX 0235-25-7070
ホームページ  http://skh.tyo.ne.jp/

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