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山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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お母さん ありがとう
２０２３年５月１５日
（礼拝カード NO．５ お話 奈緒先生）
★ かいとくんはお母さんと２人で生活していました。お母さんはいつも掃除やご飯の支度など一生懸命です。ある日、お母さんが病気で入院しなくてはいけなくなりました。それも「３日間は安静にしなさい」というのがお医者さんの言いつけでした。
★ 今まで、家の仕事なんて全くしていなかった、かいとくん。お母さんのようには出来ません。ご飯の支度をしようと、野菜を切ろうとして見るのですが、人参や大根は固くて、子どものかいとくんにはなかなか切れません。
掃除機だって、重くて思うようには動かせません。疲れて困るかいとくん・・・。
★ そこへ「かいと～！！大丈夫か？」と近所のおじさんが御馳走を持って来てくれました。「かいとくん、洗濯大変でしょう！！」とお隣のおばさんもやって来てくれて、助けてくれたのです。
★ この事がきっかけで、お母さんの大変さ、有難さを感じた、かいとくん。わがままを言ってお母さんを困らせた事を、謝らないと、そして「ありがとう」って伝えなければと思ったのです。そして、これからはもっとお母さんを大切にしようと心に決めたのです。
★ 病院から帰ってきた、お母さん。お母さんはとてもうれしそうに「かいと、あなたは神様からの大切な贈り物なのよ」と今までわがままを言われたことなんて、一切気にせず伝えてくれたのです。
★ それから、かいとくんは心に決めたように料理や掃除など、お母さんのお手伝いを一生懸命にするようになりました。わがままを言って、お母さんを困らせることもなくなりました。
★ お父さん・お母さんは私たちのことを叱ったり、心配しながら、毎日身の回りのお世話をしてくれたり、生きる為に必要なことを教えてくれます。それは、みんなは神様からの大切な大切な贈り物だと思って、大事にしてくれているのです。
昨日は「母の日」。みんなもお母さん・お父さんを大切にして感謝の気持ちを持っていきましょうね。
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