山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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マザーテレサの生き方はすごいですね、学んでみましょう

2022年11月21日

(礼拝カード NO.31 お話 矢澤園長先生)

★ 今日は、有名なマザー・テレサのお話をしました。子ども達も興味深そうに一生懸命聞いていました。

★ さて、マザーとは「お母さん」と言う意味。テレサは今でも世界中の人から「マザー=母親」と呼ばれ、とても慕われているのです。どうしてでしょうか?テレサは小さいころから両親や教会から神様を愛する事と周りの人を自分と同じように大事にすることを、教えられていました。大きくなったら神様と周りの人にお役に立ちたいと強く思っていました。18歳になった時、神様の事を学ぶ神学校に行きたいと思いましたが、彼女のいた小さなヨーロッパの国にはありません。そこで、友達の勧めで思い切って、インドに行き、そこの神学校に懸命に勉強しました。やがて、彼女は高校の先生となり、校長先生にもなりました。

★ でも、なんとなく物足りなさを感じていたある日、テレサはまだ足を踏み入れたことのない、貧しい人たちの居る地域に行ってみました。そこで、テレサはビックリ仰天、どうして良いか、解らなくなりました。彼女の見たのは、裸の人、飢えている人、病気の人、傷やケガの沢山ある人達で、なんと、その多くが道端に倒れているのです。牛も倒れていますが、その中に死にそうな人たちがうめいているのです。テレサがさらに驚いたのは、そういう沢山の人達の側を通る人が、誰も助けようとしないことです。お金のありそうな人やお医者さんのような人たちも、皆見て見ぬふりをしている。「いったいこれは何という事だ!」

★ その晩、テレサは眠れずに考え続けました。そして、朝になると、「よおし!私一人でまずあの人たちを助けよう。」これが神様からの使命であり、周りの人を大事にする道であると思ったからです。早速、大きなボロ家を借りたテレサは、倒れている一人一人に優しく声を掛け、水を飲ませ介抱し、少し元気になると借りた家まで運んで行ったのです。体を洗い、食べ物を与え、一人一人の為にお祈りをします。「こんなに優しくしてくれたのは初めてです。なんだか人間として生きる喜びを感じます。テレサ、あなたは私のお母さんです。ありがとう。」そう言うと、その人は嬉しそうな顔をして死んでいきました。なんだか、天国に迎えられたような幸せそうな顔でした。そんな風にテレサは毎日町に出ていると、少しずつ、その仕事を助けてくれる人も出てきました。そして、みんなから「マザー・テレサ」と慕われるようになったのです。

★ 「自分を大事にするのと同じように、隣の人をも」、との精神を皆さんも私達も持ちたいですね。



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園長

社会福祉法人 地の塩会
理事長 矢澤俊彦
荘内教会保育園
園長 諏訪瑞代
997-0034 山形県鶴岡市本町3丁目5-36
電話/FAX 0235-25-7070
ホームページ  http://skh.tyo.ne.jp/

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