山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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情報発信

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セミが鳴くのは。ホタルが光るのは。動物世界も不思議です。

2022年8月22日

(礼拝カード NO.19 お話 優先生)

★ 世界中には色々な動物や虫がいます。それを創って下さったのは神様です。神様は虫や動物を創る時、良いところ・素晴らしいところを一つは備えて下さいました。声もその一つです。今日は色々な声を聞いて、虫や動物のすごい力や能力を感じて見ましょう。

★ 「ジー、ジー・・・ミーン、ミーン」これは、みんなも良く知っているセミです。セミは大人の姿になる前は幼虫と言って土の中にいます。その期間は短いものでも1年から2年、土の中で暮らしています。長いものでは、5年から6年といった種類のセミもいるのだそうです。土の上に出てくるときは、木や壁に登って、成虫になる準備をするのです。幼虫の殻を脱いだばかりの時は、緑がかった透明の羽根で、飛べるようになるまでジッとしています。成虫になったセミは、長くても1ヵ月しか生きる事が出来ません。その短い間、お腹をブルブル振動させて、普段よく聞くセミの声(音)を大音量で響かせ、周囲にいるセミに求婚しているのだそうです。

★ 「ウォーン、ブォーン」これは、クジラの声です。クジラは水中で大きな声(音)をだして、「ここにエサがあるぞ~!」とか「ボクはここにいるよ!」と仲間に伝えているのです。その声は、何キロも離れた仲間まで届くというのです。驚くべき能力です。

★ 「-・-・?・-・-・」私たち人間には聞こえません。そんな不思議な声で話しているのはコウモリです。食べ物を探す時にこの声を使います。もう一つは沢山の仲間の中を移動する時です。コウモリは山奥の洞窟によくいます。洞窟の中は暗くて光もわずかです。その中に何百匹もギュウギュウと狭い状態で住んでいるのです。その中を動くときに、不思議とぶつからずにスイスイと移動しているのです。それは、聞こえない声を発して、仲間がどこにいるかを察知しているからだというのです。

★ 「ウォーン、ウォーン!!」オオカミの遠吠えです。オオカミは家族や仲間の集団で生活しています。鳴き声を響かせる理由は3つあって、1つは「ここはボクたちのナワバリ(場所)だぞ!」と知らせる時。2つ目は、仲間を探す時。3つ目は家族や仲間に、「大好きだよ!」と家族や友だちの大切さを伝える時です。

★ 神様は様々な動物や虫に素晴らしい声を与えて下さいました。保育園の窓を開けて耳を澄ませば、虫の音や鳥の声が聞こえてくるかもしれませんね。生き物だけでなく風や雨の音もきっと聞こえてくることでしょう。

★ 私達、人間も神様が創って下さいました。そして特別な力「言葉を話す」力を与えて下さいました。意地悪な言葉を使ってはいませんか?それでは神様は悲しまれます。優しい言葉を使うことで、周囲も優しい気持ちにしてくれます。優しい言葉を使いたいですね。



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園長

社会福祉法人 地の塩会
理事長 矢澤俊彦
荘内教会保育園
園長 諏訪瑞代
997-0034 山形県鶴岡市本町3丁目5-36
電話/FAX 0235-25-7070
ホームページ  http://skh.tyo.ne.jp/

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