山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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悪人も敵にも注がれる神様の愛
2022年6月20日
(礼拝カード NO.10 お話 矢澤園長先生)
昨日は「父の日」といって、お父さんに感謝し「お父さん!ありがとう!!」と伝える日でした。今日は、園長先生のお父さんの話です。
園長先生のお父さんは、とても優しい人でした。子どもだった園長先生の話を一生懸命聞いてくれるし、お話をしてくれる、決して怒ったりしない人でした。畑でナスやジャガイモなどの野菜を作るのが上手でした。山にも連れて行ってくれて、大きなアゲハ蝶や、オニヤンマを捕まえてくれました。クヌギの木を揺らして、クワガタ・カブトムシ・コガネムシ・・・沢山の昆虫を虫カゴ一杯捕まえてもくれました。家に帰るとその昆虫を一緒に標本にして飾ってもくれたのです。
そんな、お父さんの優しさを一番感じたのは、園長先生が4歳の時でした。今の園長先生の歩き方を見てわかるように、一方の足が少し短いのです。だから歩く時、みんなと違って少し引きずって歩いているでしょ。これは、子どもの園長先生が転んでケガをしてしまったのです。転んだだけではなく、傷口からバイキンが入って高熱が出て、何日も何日も起き上がることが出来ませんでした。体はバイキンを追い出そうと戦って、その傷口からは膿がどんどん出てくるのでした。そんな苦しんでいる間、お父さんはずっと看病してくれたのです。そのおかげで長い時間はかかりましたが、傷口も良くなって歩けるようになったのです。
その優しさは、まるで神様・イエス様のようです。天の神さまの事を「天のお父様」と言う人がいます。優しい「お母さん」と言う人もいます。イエス様は優しいお父さん・お母さんととっても似ています。でもイエス様はそれ以上に強くて、優しいのです。
その証拠に、イエス様は、病気になって困っている泥棒、「イエス様・神様なんて知らない!」という何年も難病に苦しむ女の人。誰でも、優しく言葉をかけて下さり、そして病気を治して下さったのです。
今日のお話で、イエス様の言葉を思い起こします。「たとえ敵であっても大事にするように。天の神さまは良いものだけでなく、悪いものにも太陽を昇らせ、雨を降らせて下さる。」
♪かみさまのあいは しみとおる、
わたしたちのこころに ひのひかりのように。
1 やまも おかも いつしよに さんびのうたを うたおう。
うみも おがわも いつしよに さんびのうたを うたおう。
2 もりも はやしも いつしよに さんびのうたを うたおう。
とりも けものも いつしょに さんびのうたを うたおう。
かみさまのあいは しみとおる、
わたしたちのこころに ひのひかりのように。
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