山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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俺は今まで何をしていたのだ
2022年2月14日
(礼拝カード NO.42 お話 優香先生)
★ イエス様が天に昇ってから、イエスさまを救い主と信じる人がどんどんふえてきました。でもそれまでのユダヤ教を大事にする人や愛国主義者など、イエス様を憎む人、またねたむ人も大勢いました。例えば、いばりんぼうの王様たちです。「わしこそ、本当の王様だ!」といいました。また、大金持ちはイエスのやつ、「わしのところに一回も顔をださないぞ」。教会の先生たちも言いました。「これじゃあ、誰もこなくなるぞ。それに、羊飼いやらい病人など神様と縁もない人たちと親しくするなんて」。新しい教えなど嫌い、という人々、この国はこれまででいい、という考えの人もいました。
★ そんな中にサウロさんという人がいました。それまで教えられていたことを大事にし、イエス様なんて大嫌い。それを信じるクリスチャンを見つけると、警察を呼んでしばり、牢屋にぶちこもうと一生懸命だったんです。
★ さてその日もサウロはイエス様を信じる人がいる、と聞いたダマスコという町へ行く途中でした。すると不思議なことが起こりました。太陽が明るく照っていたのに、突然空がかきくもる・・・でも其の中から雷鳴のような光がサウロ目指して射してきたんです。サウロはびっくり仰天、乗っていた馬から転がり落ち、がけ下でうめいています。其の時です。その光の中からやさしい不思議な声が聞こえてきたんです。「サウロ、サウロ、どうしてお前は私を嫌うのか。わたしはお前をずっと愛してきたんだよ」・・・。その声は何度か繰り返されました。実は家来が何人かいたのですが、その光も声も、彼らには聞こえなかった。それで転落したサウロに近づくと、サウロは目がみえなくなっています。さっきの光のためでしょうか。でも、懸命にお祈りしている。そしてつぶやいている。「イエス様、ごめんなさい。私が間違っていました。ごめんなさい。これからはイエス様の弟子にしてください!」。
★ それを聞いて家来たちはもうびっくり。だって、それまでの考えと全く違ってしまったからです。でもサウロの真剣な様子を見ると、確かに何か重大なことが起こったことがわかりました。
★ えつ、サウロさんの目はどうなったかって。イエス様は、サウロを救うためにアナニアさんをサウロさんのもとへ行かせて、3日間もの間、一生懸命にサウロの為にお祈りしたのです。お祈りを続けているうちに、不思議にまた見えるようになったのです。サウロさんはこのことを驚き・とても感謝し、イエス様の力を信じるようになったのです。
★ さあ、それからというもの、サウロさんはーパウロと名前を変えて、今度はイエス様のために、猛然と働き始めたのです。遠くまで長い旅をしたり、すごい困難にも負けないで、もう最高に働き、イエス様の愛を伝えたんです。
★ みんなのまわりにも、イエス様が嫌いな人がいるでしょう。でもそれは勘違い。イエス様はずっとその人を愛していてくれることを教えてあげましょう。
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