山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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神様の力は少年を生き返らせた
2021年11月8日
(礼拝カード NO.29 お話 優香先生)
★ 少年ダビデは勇気の人でした。エリシャさんという人も神様にお仕えし、
いつもお祈りをしている人でした。山奥に住み、いつもお祈りしています。
★ エリシャは毎月一日に山を下りて、町の人に伝道(布教)に出かけました。その時、いつも泊めてもらう農家がありました。ある日、エリシャはおかみさんに言いました。「お礼に何かできることはありませんか?」おかみさんは、最初は「何も必要なものはありませんよ」といいましたが、エリシャさんは分かっていたのです。「あなたたちには、子どもがいませんね。子どもがいたらどんなに良いと思いませんか?」すると、おかみさんは涙を流しながら「子どもさえいてくれればいいのにといつも思っていました、でも私達はもう歳ですから・・・。」側にいた、旦那さんも、もうすっかりおじいさんです。でも、エリシャは不思議な事を言いました。「あなたは来年春、男の子を産むでしょう。」
★ 半信半疑ながら、だんだんお腹が大きくなってくるのを見てビックリするやら、感謝するやら。春になると、本当に元気な赤ちゃんが産まれたではありませんか。二人はどんなに喜んだことでしょう。
★ ところが、その子が小学生になった時、お父さんと畑で働いていると、「アッ!痛い!!」と頭を抱えた。顔が赤く熱がありました。大急ぎで家に帰りましたが、医者もいないし、薬もありません。しばらくするうちに、その子は弱り、たちまち動かなくなってしまったのです。お母さんは泣きながら、「あの人にお祈りしてもらおう!」と言い、お父さんの反対を押し切って、ロバに乗り山からエリシャさんを連れてきました。
★ エリシャは、男の子の前でじっと祈っています。「さあ、皆も一緒に祈りましょう。」横たわる男の子に身を重ねたりして、生き返らせようと一生懸命です。すると、どうでしょう。「ハクション!!」となんと男の子が、くしゃみをしたのです。目をパッチリあけると「いい夢だった!」とみんながいるので不思議そうです。しばらくすると、自分で起き上がるではありませんか。「アッ!すごい!神様が助けてくださったんだ。」山の中でいつも力をもらっている神様がこの少年を生き返らせて下さったのです。
★ エリシャさんは、旧約聖書の『預言者』と言われる人です。ライオンを倒した少年ダビデは、イスラエルの王様になりました。「赤ちゃんを半分にせよ!」と命令したのはダビデの子どもであるソロモン大王です。ダビデもソロモンも今日のエリシャも、そしてイエス様もみんな同じ神様の力を受けて働きました。大きくなったら、そんな、強い人・優しい人になりたくないかな?
では、「やさしいめが」という讃美歌を歌いましょう。
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