山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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善悪を知らぬ人の横暴
―ナボテのぶどう畑を奪った王様-

2021年11月1日

(礼拝カード NO.28 お話 矢澤園長先生)

★ 物事の善悪が分かるようになるのは、大きくなった証ともいえるでしょう。2歳のけいちゃんは、お家のおもちゃで遊ぶのが大好き、それに最近はミニカーもプレゼントで貰って、そのお家とミニカーで遊ぶのが大好きです。近所のあいちゃんが遊びに来て、けいちゃんのミニカーが自分も欲しくて欲しくてたまりません。「これ欲しい!!」と取ってしまったのです。けいちゃんはビックリして泣き出してしまいました。まだ小さいので、人の物を取るのは悪いことというのがまだわからないのです。

★ 小学校の男の子がいました。学校へ行く道の途中に、八百屋さんがあります。いつもおいしそうな、ブドウや柿やリンゴなどがいっぱい並んでいます。まさに果物列車のようです。男の子のお家は裕福ではありませんでした。お弁当に果物を入れてもらうことなんて滅多にありません。八百屋の店先にはおいしそうなリンゴが並んでいます。男の子は思わず取ってしまいました。そのリンゴをお家でこっそり食べました。その夜、お腹が痛くて痛くてたまりません。朝にはなんとかその痛みもなくなりましたが、男の子はハッとしました。「決して人の物をとってはいけないんだ。それを夜、神様が気づかせてくれたんだ。」そして、男の子は八百屋さんに急いで謝りに行ったのです。このように大きくなると悪いことと良いことの区別と悪いことをした時は、誤らなければいけないことを知るのです。

★ 聖書のお話です。イスラエルにアハブという王様がいました。ある日アハブが散歩に出ますと、お城のすぐ隣のぶどう畑が目に止まりました。なんだかいい色、香りも風に乗ってきます。王様はそこで働いている畑の持ち主ナボテさんに声をかけ、一粒食べてみると・・・まるで口の中にとろけるよう。こんなにおいしいぶどうを食べたことがありません。そこでアハブはナボテに頼みました。「どうだ、わしにこの畑をゆずってくれんかのう」。でもナボテは、「ごめんなさい。これは先祖代々からのもの。ほかのものには代えられないのです」。

★ がっかりした王様。お城の中でうつうつ悩み、眠ることもできません。 どうしても、あのナボテのブドウ畑を手に入れたくて仕方ありません。そこで考えついたのは、王様の命令だといって、ナボテを当時始まっていた隣国との戦争の前線にナボテを狩り出してしまったのです。全くひどいことをするものです。

★ 「さあ、ナボテはいなくなった。これで畑のブドウは全て私の物だ」と奪い取ってしまいました。毎日毎日ナボテの育てたブドウを食べる王様。しかし、ある夜、頭と背中が痛くて痛くてたまりません。これは、それを見ていた神様がお怒りになり、王様に伝える為にしたことでした。「アハブ、あなたは何ということをしたのです。自分の権力で弱いまじめな農民から畑を奪い、戦場に送ってしまうなんて。心日ごろ神様を大事にしていないから、自分の欲に負けてしまうのだ。ナボテを戦場から連れ帰りなさい」。

★ 自分の悪さに気付き、初めて我に返った王様。やっと悪いことをした、と涙が出てきました。それから急いでナボテを戦場から連れ戻したのです。それからあのぶどう畑は・・・。ナボテさん王様を恨むことなく、畑の1/3を王様に譲り、一緒に美味しいブドウを造ったそうです。2人はそこから取れる実を、村の貧しい人達にみんなあげたのだそうです。



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園長

社会福祉法人 地の塩会
荘内教会保育園
理事長・園長 矢澤俊彦

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