山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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食べてはいけない木の実を食べた

2021年9月6日

(礼拝カード NO.21 お話 矢澤園長先生)

★ オリンピックやパラリンピックを見て知っての通り、世界には色々な人がいます。何億人いるでしょう?でも、昔・昔、この地球上に人間はたった一人でした。その一人はアダムさんという男の人です。アダムさんは「エデンの園」という広い広い場所に住んでいました。その園は、小川が流れ、木々が生い茂り、森もありました。そこには綺麗な花が沢山咲き、様々な動物もたくさん暮らしていました。

★ そんなとても過ごしやすい楽園にいるアダムさんの生活は楽しかったでしょうか?(「楽しくない、だって人間はたった一人だったから!」との声あり)アダムさんはたった一人で寂しくてたまりませんでした。その様子を見ていた神様が、アダムさんに贈り物を下さったのです。

★ 朝、アダムさんが目覚めると、誰か立っています。髪が長くて目が綺麗、「おはよう!アダム」その声は透き通るような美しさです。その人は神様が創られたエヴァさんという女の人でした。それから2人はとても仲がよく幸せ、与えられたエデンという大きな庭で、毎日遊んだり、畑を耕したり楽しく過ごしていました。

★ そんなある日、神様は2人を呼んでこんな話をしました。「いいですか、この庭にはいろんな実をつける色んな果樹があります。そのどれをとって食べてもいいですが、ただその真ん中の大きい木の実だけは食べてはいけません。これだけはしっかり守ってください」。神様の真剣な顔つきを見て、2人は「はい、わかりました」と答えたのです。

★ さてしばらくすると、ずる賢いヘビがやってきて言うんです。「あの木の実を食べるな、なんて神様ほんとに言ったのかな。聞き間違いじゃない?神様あれを一人占めしたくてそんなことを言ったんじゃない?」。

★ 翌日もヘビが来て誘惑します。「見ろ、あの木の実の多さを。たった一つだけなら。神様だって分かりっこないよ」。(子ども達にに聞くと、一斉に帰ってきた答えは「ダメダメ、一つでも神様にはわかっちゃうよ!」素晴らしい子どもの反応でした。)その巧みな誘いにグラッ、ときた二人。その夜はそれが気になってよく眠れません。

★ 3日目。落ち着かない二人にヘビは、「あれはおいしいだけじゃない、知恵の実といってな、食べると神様のように利口になるんだよ」。この言葉にもうがまんができません。スルスルと木にのぼり、それでも小さめの目立たないのをパクリ、下ではエヴァが「わたしにも」とせがむ。こうしてついに、二人は神様との大事な約束を破ってしまったのです。

★ 困ったことが起こりました。その実を食べた瞬間から二人の心に黒雲が湧き出し、それまで経験しなかった不安や恐れが占領するようになったんです。・・その夕方、二人は神様がやってくる音を聞き、物陰に隠れたのです。そんなことをしたことはなかったのに。「さあ、出てきてあの実を食べた理由をいいなさい」。仕方なく、「このアダムが食べろ、とくれたんです」とエヴァ。「あのヘビが大丈夫だ、一つくらい、と誘惑したんです。」と、醜い責任のなすりあいが始まりました。

★ それからです。世の中がこんなに暗くなったのは。神様を私達の心の中から追い出すとき、必ず黒雲が支配します。責めあいやけんかや戦争も起こります。

★ でもひとつの道があります。それは、神様が私達にイエス様を贈って下さったことです。イエス様が私達の心に住んでくださるとき、心の黒雲は消えて、世界はまたあの楽しいエデンの庭のようになるのです。でも、イエス様をお迎えしなければ、自分も世の中も暗闇が続くのです。



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園長

社会福祉法人 地の塩会
荘内教会保育園
理事長・園長 矢澤俊彦

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