山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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枝から離れると、ぶどうは実らない

2021年6月28日

(礼拝カード NO.12 お話 英世先生)

★ イエス様にはお弟子さんが何人もいました。「イエス様!私達にお話を聞かせて下さい」・「イエス様のお手伝いをさせて下さい」という人たちです。

★ イエス様はお弟子さん達と共に野山を歩いて旅をしたり、色々な街に出掛けて、一緒にお祈りしたり、お話をしたり。ある時には砂漠を歩いて旅することもありました。常に旅をしているイエス様とお弟子さん達でしたから、住む家もないし、食べる物もほんの少し。町へ出かけた時に少し分けてもらう生活でした。着ている服だって、同じ服を着て旅することが多かったのです。

★ そんな決して楽な生活ではなかったですから、ある お弟子さんは「ああ、イエス様、私はこんな生活はもう嫌です。食べる物もちょっぴりしかないし、着る服も臭くなっているし、雨が降っても風が吹いてもゆっくり休める家だってないんですから。もう、自分の家に帰ります。イエス様とは、サヨナラします。」と離れて行ってしまいました。病気である事が出来なかったのをイエス様と出会って歩けるようになった別のお弟子さんがいました。「イエス様、ありがとうございます。ずっとイエス様の側を離れません!」とこのお弟子さんは言っていたのですが・・・しばらくすると「イエス様、私はもう自分で歩けるようになりました。イエス様の助けは、もう必要ありません。」と離れて行ってしまったのです。他にも「疲れた」と言って離れていく人、知らないうちに居なくなってしまう人などが居たのです。その様子にイエス様はとても悲しそうです。

★ そんな、イエス様を離れて行ってしまったお弟子さん達、どうなったでしょう?不満を言って離れていったお弟子さんは、家へ帰る途中、今まで以上の辛い旅になって、倒れてしまいました。歩けるようにしてもらったお弟子さんは、これも帰る途中、転んでケガをし、また歩けなくなってしまったのです。

★ 残ったお弟子さんと旅を続けるイエス様、ある時、ぶどうの畑にやってきました。立派なおいしそうな大きな実が枝もたわわになっています。でも地面を見ると・・・枯れたり、くさってしまった枝がたくさん、もう声も出せずに死にそうなのです。耳を近づけてみると、「頼む、もう一回あの枝につけてくれ」「おれは馬鹿だった、もうだめだ」・・・など、とてもかわいそうな叫び(といっても、もう聞こえないくらいなのですが)で畑はいっぱいなんです。やがて農夫が大きな鎌を持ってきて、その山のようなぶどうの枝をかき集めて・・どうする・・そう火をつけて燃やしてしまうんです。あーあ、せっかく元気よく育っていたのに。いったいどうしてこんな悲しいことになったんでしょう?

★ そこでイエス様は少しこわい顔でみんなに話し始めました。「腐って枯れて火で燃やされてしまう枝があんなに山のようにあるんです。もう一度枝につけてくれ、といわれても、もうできない。誰かできる人は?そう、誰もできないね。どうしてあんなになったかお話しよう」。

★ 「ぶどうのおいしい実はね、小さい枝につながっているからできる。その枝はね、もっと太い枝に結ばれているから、そこから大事な栄養をもらっている。その栄養というのは、その木が地面にしっかり張り巡らせている根っこから、幹をずっと上がってくるんです。それを食べないと枝は大きくなれない」。

★ ところがあの枝はこう考えた、「なんだかいつも幹から栄養をもらうのは大変。ぼくはもうくたびれた。ぼくはひとりで大きくなれるのと違うか?だってお日様の光は気持ちいいし、そよ風も吹く。雨のおかげでのどもかわかない・・。よーし、もう今日から一人で元気よく生きていこう。必死で栄養なんか食べなくてもいいんだ」。そう思うとうれしくて仕方がありません・・・でも一週間ほどして農夫がやってきて、「あれ、この枝はだめだ、黄色くなりかてる。場所ふさぎだ」、こう言ったかと思うと、大きなはさみでチョキン。「あれれ、痛い、助けてー」との叫びも虚空に消えました。

★ イエス様はお話を続けました。またある時畑に強い風雨が吹き荒れました。ぶどうの枝はみな必死に太い枝にしがみつきました。でもしっかり栄養を食べてなかった枝は、ボトリボトリ地面に。それからがんばりのきかない枝もボトリボトリ・・・でも嵐の中でも、懸命にお祈りしながら太い枝と絶対離れない枝も。しばらくして大嵐はやんだのです。『よくやったぞ、お前たち』、農夫がやってきてほめてくれました。

★ そのときお弟子さんの一人が大声で泣き出しました。「ごめんなさい、イエス様。私を助けてください。私は毎日イエス様の言葉を聞くのがいやでした。自分で生きていけると、どこかで思ってました。私はきっと黄色くて枯れかかってるでしょう。でも許してください」。

★ 枝は私たちのこと、幹はイエス様だってことがわかったんですね。そうなんです。大きな幹や枝はイエス様のこと、イエス様のお話、神様の力のことです。それに、ぶどうの枝は私達のことです。イエス様にいつもしっかりつながっていなくては、地面に落ちて日で焼かれてしまいます。こわい話ですね。

★ それでは歌いましょう。

 ♪主イエスは、まことのぶどうの木  私はつながる小枝です

          あふれる命を頂いて  私は大きく育ちます




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社会福祉法人 地の塩会
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理事長・園長 矢澤俊彦

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