山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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天地に響く讃美の歌
2020年8月3日
(礼拝カード NO.17 お話 矢澤園長先生)
★ 森の動物たちは、なんだか騒がしい。いつもケンカしていました。サルは、キツネくんのように魚が捕りたいのにうまく捕れません。サルは木登りは得意なのにキツネように魚が捕れなくて、キツネがうらやましくてたまりません。一方キツネはサルのようにスルスルっと木に登って木の実を取りたくて仕方ありませんでした。
そこへウサギさんがやってきまた。ウサギも「私も木に登りたいし、魚も捕りたいなぁ・・・」それを聞いたキツネは「贅沢言ってはダメだよ、ウサギさんはピョンピョン素早く走れるし、白くて綺麗じゃないか・・・」、みんな、「あの動物のようになりたいなぁ・・・」と言うのです。森中は大騒ぎです。
★ その時です。ピカピカ、ゴロゴロ・・・!雷が鳴り響きました。嵐の中から大きな声が聞こえてきました。「動物たち!何を言っているんだ!みんな、どんなことをしても生きていけるように創ってあげたじゃやないか!!」「みんなに足りないのは、感謝する心だよ!ありがとうということが必要なんだよ!」この声は天の神様の声でした。
★ それを聞いたあと、森中が歌でいっぱいになりました。「♪神様に感謝しましょう!」その歌を聞いていたのは、畑にある白い大根でした。大根は、太くて大きくて白くて、土の中にあります。大根くんは面白くないことがありました。隣に赤くて綺麗なニンジンくんがいることでした。大根は「ニンジンくんのようにほっそりして、赤くて綺麗な姿になりたいな・・・」一方のニンジンは玉ねぎくんを憧れていました。芋もキャベツも、みんな、他の野菜がうらやましくてたまりませんでした。
この時です、森と同じように雷と大きな声が響いたのです。「おいおい、動物たちと同じで、何を言っているんだ!みんなそれぞれ、野菜として良いところがあるように、天の神様が考えて創ったんだよ!」「みんなに足りないのは感謝の心だよ!」と大きな声で言いました。野菜たちは一斉に「神様、わかりました!!」というと、歌を歌い始め、うれしさがいっぱいになりました。この歌は森と畑で合唱になったのです。
★ この合唱を聞いていたのは、(人間)弱虫でした。に憧れています。「私は泣き虫で、いつも泣いてばかり・・・でも、あの合唱を聞いていたら、心が熱くなってきた。」「私も感謝の心を持たなくては!」と感じたのです。「私も、神様・イエス様にありがとうって言わなくちゃ」。怒りん坊もこの合唱を聞いていました。それを聞いて「僕は怒りん坊・ふくれっ面だった。感謝していかなくては」と思ったのです。
★ 人間たちもみんな歌を歌い始めました。「♪神様に感謝しましょう!ハレルヤ!ハレルヤ!ハレルヤ♪」森も畑も人間も心がだんだん楽しく、嬉しくなってきて、人間たちもイエス様に感謝する気持ちを思い出しました。
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