山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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嵐をしずめるイエス様

2020年6月22日

(礼拝カード NO.11 お話 浩実先生)

 ある日、イエス様はお弟子さんを連れて湖にやってきました。それは、ガリラヤ湖といわれるとても大きな海のような湖です。「さあ、向こう岸へ渡ろう」、そうイエス様が言われると、「がってんです、俺は前、漁師だったんだから」、とペテロ達が答えました。

 小さな舟に皆が乗り込むと、さあ出発。とてもいい天気でさわやかです。「海は広いな、大きいな・・・・・・」と誰かが歌い始めました。静かな風は心地良く、昼寝を始めた人もいます。すると、海の方からヒューッという音と共に何かが船に飛び込んできました。見ると大きなお魚です。「あっ、これならみんな喜んで、お昼のごちそうになるぞ。」“順風満帆”とはこのことです。人生このようであればよいのですが・・・

 しばらくすると、お日様に雲がかかりました。向こうの空に真っ黒な雲がモクモク。風が急に強くなり、冷たいものが頭に当たりました。「もしかしたら嵐になりますぜ」、とペテロ。そうこうするうちに、空一面が真っ暗。昼間だったのに夜のようになったかと思うと、今度は大粒の雨がどんどん降り始めました。おまけに横殴りの強い風にあおられて、小舟は木の葉のようにゆれ始めました。弟子達はみな力を合わせて、舟を漕いだり水を掻き出したり。大変な暴風雨がやってきたのです。

 「こんな荒れ方は見たことがないぞ」。ペテロも必死です。水をかぶった小舟は時折沈みそう。さらに、大きな波が頭の上からかぶさってきます。「こわーい、もうだめだっ」。「死にそうです、助けてください」。大きな叫び声をあげましたが、誰も助けに来てくれるはずはありません。その時です。嵐の中から不思議な音が聞こえてきました。「ぐうぐう、すうすう、ぐー・・・・・・」。何とそれは高いいびきの音でした。「あっ、イエス様だ。イエス様がおられたのだ。でも、なんと高いびきだ」。お弟子さん達は舟にイエス様がおられたことを忘れていたのです。(でも、大嵐の中で深々と眠れる人はなんと幸いなことでしょう)。「イ、イ、イエス様、起きて下さい。大変です。舟が沈みそうです」。皆大声でイエス様を起こしました。

 「何をそんなに騒いでいるのだ。私がいるではないか」。イエス様の声はあくまで静かでした。「でも、この揺れ方はひどすぎます」。その時イエス様は海に向かって、すっくと立ちました。

 「風よ、静まれ。波よ、おとなしくしなさい」。その声はどんな声だったと思いますか。威厳あり力あり、また優しさのこもったお声でした。すると、不思議なことが起こりました。「あっ」という間に風は止み、波はおさまり、海の上は静かになり、おまけにお日様も照り始めたではありませんか。「イ、イエス様。ありがとうございます。あなたがこんなに凄い力を持っておられるとは気が付きませんでした。許してください」。「私はいつもいつもお前達と一緒にいるからね」。優しい笑顔でイエス様はお弟子さん達に言いました。

 さて、このお話の中で“嵐とは”何の事でしょう。それは自然の災いだけではなく、私共の人生の色々な試練、悩み、苦しみ、病気や死などのことを指しているのです。ここにもその姿は見えませんけど、あの大きな力を持ったイエス様がいつもみんなを守ってくれているんですよ。うれしいですね。そこを考えながらこの物語をもう一度、じっくり味わってみましょう。

 これは今日、浩実先生が話してくれたものです。

(まとめ-園長)



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園長

社会福祉法人 地の塩会
荘内教会保育園
理事長・園長 矢澤俊彦

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