山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
トップページ > 情報発信 > 月曜礼拝の記録 2020年度
前のページに戻る
神の力が降ってきて
2020年5月25日
(礼拝カード NO.7 お話 矢澤園長先生)
★ 復活されたイエス様のまわりに、また多くの弟子たちが集まってきました。みんな今度こそイエス様と一緒に生きていこう、という思いに燃えていました。ところがイエス様はみんなにこう言われたのです。「わたしはもうすぐ天のお父様のところへ帰ります。でも悲しんではいけません。しばらくしてわたしはもどってきて、みんなを助けてあげましょう。その時まで、みんなバラバラにならないで、こうして集まってお祈りをしていなさい」。
★ なんだかとても不思議なお話です。でも誰もなんにも言いません。すると弟子たちが見ている前で、イエス様はするすると天に上がっていき、雲の中に隠れてしまったのです。呆然としてため息をつく人々。でもみんな一緒にお祈りをして、わたしが帰ってくるのを待つように、と言われたお言葉に従い、大体120人くらいの人々が都エルサレム市内のある家の2階座敷に集まって、熱心にお祈りをしていたのです。「イエス様、どうぞまたわたしたちのとこへ来てください」と。
★ そうしたある日のこと・・・それは突然でした。天から大きな聴いたこともない不思議な音とともに、激しい風が吹いてきた。でもその風のさわやかさといったら・・それまでの重い心、心配や思い煩い、さびしさやむなしさなどすべてがその心地よい天の風とともにどこかへ行ってしまって・・・その代わりにみんなの心が炎のように燃えて、幸せでいっぱいになってきた。するとみんなの耳に、「わたしだよ、わたしだよ」という声が聞こえてきたんです。「あっ、イエス様だ」とすぐわかりました。そうしてその清らかでうれしい満たされた気持はもう一人一人から消えません。「わたしだ」というイエス様のお声がいつも聞こえてくるからです。なんだかイエス様が自分の中に住み着いてくれているようなのです。
★ みんな、それはそれは大喜び。やさしいイエス様がお互いの中にいるのを感じるからです。だからもうわがままな人はいません。自分のことより隣の人のことを考えるようになりました。それからみんなの心に「力」が出てきて、勇気がわきだしてきたのです。その一番手は弟子のペテロさんです。エルサレムの人たちの集まっている所で、「私たちはイエス様の弟子です。やさしく強い人になりたい人は、私たちに加わってください」と話し始めました。こうしてできたのが「教会」です。イエス様のようになりたい、という人たちがどんどん集まるようになりました。これが教会の誕生です
(まとめ-園長)
|
|
前のページに戻る
|