山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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さあ、みんな、おいで
2020年4月27日
(礼拝カード NO.4 お話 佳純先生)
★ 村の子ども達は、いつもいたずらばかりして、大人を困らせていました。教会の壁に落書きしたり、花壇の花を抜いてしまったり・・・。
ある日、村にイエス様とそのお弟子さんたちが来るというのです。大人たちはもちろん、子ども達もイエス様がどんな人なのか?どんな話をしてくれるのか、興味津々です。すぐにでも出掛けたくて仕方ありません。だって、お母さんと一緒にイエス様に会いに行けるからです。大人たちがイエス様の話を聞こうと集まり始めています。その時です。「お前たちは、家にいて待っていなさい!家から出てはいけないよ!」大人たちは、またいたずらするかと思って、そう言いつけたのです。
★ でも、我慢できません。友達3・4人とこっそり、イエス様がいる場所へ向かいました。どんどん歩いていくと、大きな木の下に人だかりがしています。そうです。その木陰にイエス様が休んでいるのです。たくさんの人たちは、静かにしてイエス様を見つめています。その時です。やってきた子ども達が、大きな声で「あっ、イエス様だ!」大人たちをかき分け、近づこうとしました。すると、怖い顔をしたお弟子さんが2・3人来て、「静かにしろ!ここはお前たちの来るところじゃない!今、イエス様は休んでいる。そして、大事なお話を大人たちにしてくれるのだから。」子ども達はガッカリしました。
★ その時です。「お前たち何を言っているのだ!神様はこういう子ども達が大好きなのだ。威張っていると、天国には入れないよ。」そういうと、イエス様は「さあ、おいで」と一人ひとりを優しく招いてくれました。子ども達は大喜び。イエス様は一人ひとりを抱いて頭を優しく撫でてくれました。そして、イエス様は、お母さんの背中にいる赤ちゃんも優しく撫でてくれたのです。イエス様に撫でてもらった赤ちゃんは「ニコッ」と可愛く笑っています。
近くの木の陰でそっと覗いてた子供達もいます。その子たちは手足が不自由だったり、目が見えなかったり、家もない貧しかったりする子ども達でした。その姿に気づいたイエス様は、その子たちも近くに招いて、一人ひとり優しく抱いて、声をかけてくれたのです。イエス様は、大人だけでなく、子どもも、赤ちゃんも世界中のみんなを優しく招いて下さるのです。それを見ていたお弟子さんはどう思ったでしょうね。
(まとめ-園長)
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