山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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春が来た
2020年4月6日
(礼拝カード NO.1 お話 矢澤園長先生)
★ 今日は少し寒いですが、でももう春は来ています。まわりの生き物たちも、喜んでいます。でも、春の前には長い冬があるのをみんな知っていますね。寒くて冷たくて雪が降り、冷たい風が吹いてきます。とても厳しい季節です。
★ そこで生き物はみんな工夫をして冬を過ごしています。例えば、海の生き物たちでです。ペンギンのように寒さに強い生き物もいますが、大抵は海の底の温かい場所をみつけ、じっと静かにしています。海藻やサンゴの陰に隠れて、じっとしている魚もいます。
★ アリなどの昆虫も同じです。地上には雪が積もり、風も吹くので、深い土の中にもぐって、過ごしています。アリは深い穴で夏の間に蓄えたエサや葉っぱなどで冬を過ごしているのです。夏に餌を運ぶアリを見たことがあるでしょう。
★ 森の生き物も春が来るのを待っています。山の奥の洞穴などで冬眠しながら、じっとおとなしく過ごしています。クマや鳥など動物がそうです。渡り鳥は、温かい場所へ飛んできて、冬を過ごし、温かくなってきたら故郷へ飛んで帰るのです。
★ みんな動物たちには、深い神様からの知恵が与えられているのです。人間はどうでしょう?おじいちゃん・おばあちゃんや体の弱い人、病気の人などは、温かいコタツや部屋で、春が来るのを待っています。桜の花もそうですね。
★ さて、いよいよ雪や氷も消え、暖かいそよ風が吹き、太陽も登ってきます。そうすると海も陸も、森も春が訪れ、そこで生きる生き物が一斉に飛び出してきて、楽しく遊び始めます。人間もうれしそうです。
★ ところで、たんぽぽさん・まつくみさん、大きくなりましたね。春になってみんなの顔も、笑顔ですね。イエス様も春が来たのをよろこんでいます。さあ、一緒に遊びましょうと呼びかけています。
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