山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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貧しさの中で助け合うインド人

2019年11月25日

(礼拝カード NO.32 お話 優先生)

★ マキちゃんは、「あぁ、つまんない。インドなんて、何にもないし・・・」とつまらなそう。そんな時、向こうに女の子がいます。その子はインドのターシャちゃんといいました。

  (マキ)「ねぇ、ねぇ、私 友だちがいないの。一緒に遊ばない?」
  (ターシャ)「私、これからお家の手伝いがあって遊べないの。山の向こうに水を汲みにいくの」
  (マキ)「えぇ!山の向こうまで?水道から水は出ないの?」
  (ターシャ)「そうなの。出ないから、バケツやタライを持って汲みに行くの。」
  (マキ)「なんだか楽しそう!私も一緒についていっていい?」
  (ターシャ)「大変だけど大丈夫?」
  (マキ)「大丈夫、大丈夫」

★ 2人は山の向こうまで、水を汲みに出かけました。水汲みにはお姉さん達も一緒です。山の越えてしばらく行くと、なんだか汚い池が見えてきました。

  (ターシャ)「あそこよ!あそこで水を汲みましょう」
  (マキ)「えっ!あんな汚い水を!!」
  (ターシャ)「そうよ、だって水があるのはあそこだけだもの。」
  (マキ)「えーー!なんか嫌だな」

★ マキちゃんは嫌な顔をしていますが、水を汲まないと、飲み水も、体を洗う水も、生活に必要な水はありません。ターシャちゃん達は、一生懸命水を汲みます。「(ターシャ)よいしょ!!」タライにこぼれないように汲みます。それはとっても重くて、大変です。その水を頭の上に載せて、家まで歩くのです。その重さは、すみれ組さんでは持てないほどの重さです。(実際、優先生が用意してくれましたが、それはとっても重いものでした)

★ ターシャちゃんにとっても、重いものでしたが、辛いとか痛いとか大変だなんて、一言もいいません。それは、家族にとって大切な水だとわかっているからです。
マキちゃんは、「ああ、山を歩くのは大変!疲れたし、お腹は空いたし、もう歩きたくないよ!」と文句ばかり。するとターシャちゃんがパンを1つ分けてくれました。マキちゃんそのパンを一口かじると「なんだか、このパン、固くておいしくない!食べられないわ!!」とポイっと捨ててしまったのです。ターシャちゃんはとっても悲しそう。そのパンはターシャちゃんが今日1日でたった1個だけ食べられる大事な大事なパンだったのです。そんなパンを分けてあげていたのでした。悲しい気持ちを我慢して、マキちゃんとお家まで歩きます。

★ そんな2人の足を見ると、マキちゃんは綺麗な靴を履いていましたが、ターシャちゃんは違います。なんと、裸足で山道を歩いていたのです。その道中、「痛い!!」一緒に歩いていたお姉さんが倒れてしまったのです。「どうしたの?」心配そうにお姉さんを見ると、裸足の足が木の枝や石で傷ついて、血が沢山でています。「大変!!絆創膏を貼りましょう!!」「薬を塗りましょう!」マキちゃんが言うと、「絆創膏?薬?それは、なあに?」実はターシャちゃんは絆創膏や薬を知りませんでした。インドのお金のない家の人達には、治療する為の薬などはありませんでした。「私、お家から持って来てあげる」マキちゃんはお家の近くまで来ていたので、家から薬や、包帯を持って来て、手当をしてあげたのです。ターシャちゃんは、「薬や包帯なんてなかったから、水で洗うだけだったの。綺麗な水じゃないから、ばい菌が入って、腫れたり・熱が出たりすることもあったの。」大変な思いをして、なんとか水を家まで運ぶことができたターシャちゃん達は、ニコニコ嬉しそうです。

★ マキちゃんは、今日の出来事をお父さん・お母さんに話しました。その中で、不思議に思ったことがあったのです。それは、ターシャちゃん達が大変な生活をしているのにいつもニコニコ幸せそうに笑っている事、周囲の人に優しく出来る事でした。

★ なぜ幸せそうなのか、それは日曜日にわかりました。「おはよう!これから、私神様に会いに行くの。良かったらマキちゃんもどう?」「えっ?神様に会いに?どこで神様に会えるの?」「教会に行って、礼拝するの。いつも守ってくれてありがとうって伝えるの。そうするとなんだか疲れた体も心も元気いっぱいになるの!」マキちゃんは一緒に教会に行ってみました。

★ 教会では誰もが、讃美歌を歌ったり、お祈りししたりして、幸せそうです。マキちゃんは「神様のことを信じて、いつも側にいるから、いつもニコニコでいられるんだ!神様に感謝して、いつも側にいて離れないから、皆に親切にできるんだ!」と気づき、また教会に来ようと思ったのです。

★ 世界中には、コップ1杯の水を飲むために、山を越え、遠くの池まで汲みに行く人もいれば、パン1つ得るのも大変な人達がいます。それでもニコニコ・親切でいられる人たちは、神様を信じ、いつも神様のそばにいます。神様も貧しいからといって、その人たちの事を知らんぷりをすることはありません。どんな人でも側にいて守って下さるのが神様です。みんなもそれを忘れずにいて欲しいです。また、ターシャちゃんのように貧しく、お金もなく大変な生活をしている人たちの為に何か出来る事がないか考えいきましょう。



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園長

社会福祉法人 地の塩会
荘内教会保育園
理事長・園長 矢澤俊彦

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