山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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情報発信

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米ひと粒、魚も肉も神様からのプレゼント

2019年11月18日

(礼拝カード NO.31 お話 安希子先生)

★ この夏、保育園の畑には色々な野菜が育っていました。人参やトマトやきゅうりやナス・・・色々育てました。この間は、たんぽぽさんが収穫した三色人参、黄色やオレンジ、紫色でキンピラにして食べたけど、とってもおいしかったね。

★ 今日は人参を作っている2人の話しです。一人はバッドさんと言って、威張りん坊「俺様は、畑作りの名人。俺様はどんな野菜だっておいしく作ることができる。人参だって、世界で一番おいしく作れるぞ!!」バットさんは畑にいくと、水をチャ・チャ・チャとかけて、「さあ、水をかけたから、これでおしまい!さあ帰ろう!!」と帰ってしまったのでした。バットさんの人参は大きくなったかな?(子ども達から、「ならなーい!」との声。)

★ もう一人の人は、キャロットさんといいました。キャロットさんは、朝から晩まで働く働き者でした。キャロットさんは、毎日することがあります。それは、お祈りです。「今日も良い天気で、畑仕事をすることができる。神様ありがとうございます。神様から頂く、光と水で野菜も大きく育ちます。良い働きができますように。」キャロットさんは、寝る時もお祈りを欠かしません。「今日も一日元気に働く事ができました。ありがとうございます。明日も良い働きができますように」お祈りを忘れる事はありません。畑に行っても、水をかけるだけではありません。草取りしたり、畑の野菜たちに優しく声を掛けたりして、一生懸命です。

★ ある夏の日、雨が何日も何日も降らない日が続きました。雨が降らないと畑の野菜は枯れてしまいます。バットさんの畑の野菜は、枯れてしまいました。でも、不思議な事にキャロットさんの畑の野菜は枯れることなく、大きく育っています。何故でしょう?この畑の様子を見た、バットさんは「おい、おい!お前の畑の人参は何で枯れないんだ?へんな薬をでもかけているんじゃないか?!」「とんでもない!!へんな薬なんか一つも使っていません。私は神様に感謝のお祈りをして、野菜たちに話しかけているだけです。」雨が降らない日の事を考えて、穴を掘って、そこに雨水をためていたんです。雨水も神様の恵みですから、大切にしないといけないと思ったからです。その溜めていた水を少しずつ畑にかけていたんです。

★ 「神様にありがとうだって?野菜に話しかける?」キャロットさんのやっていることは、バットさんには全く分かりませんでした。キャロットさんはバットさんに「自分たちの力だけでは、野菜は育たないんですよ。野菜は水や土、お日様の光が必要です。それら全てをつくって下さっているのは神様です。」私達は神様が創ってくれているもののお手伝いをしているだけなんです。自分だけがつくれると思っているのは間違いです。バットさんもそのことを知り、反省しました。

★ 食べ物だけではありません。身の周りの物、服なども神様からのプレゼントです。それは神様が一人ひとりのことを大切に思って下さっているから、ステキなプレゼントを下さっているのです。この間、みんなが果物を持って、色々な人に届けた、感謝祭。貰った人たちはうれしそうで、「ありがとう」と喜んでくれました。これからも、神様からのプレゼントを大切にして、神様への感謝とお祈りを忘れずに過ごしていきたいですね。



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園長

社会福祉法人 地の塩会
理事長 矢澤俊彦
荘内教会保育園
園長 諏訪瑞代
997-0034 山形県鶴岡市本町3丁目5-36
電話/FAX 0235-25-7070
ホームページ  http://skh.tyo.ne.jp/

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