山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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祖父母たちも祈っています
2019年9月9日
(礼拝カード NO.21 お話 佳純先生)
★ この間は、敬老の集いでした。私達の周りには、良く働き優しいお年寄りが多くいます。みんな神様からの贈り物のような人です。今日はそんな人の内から、3人をご紹介しましょう。
★ 第1は、私の大好きな、おじいちゃんです。私は高校時代、父母を離れてその祖父のもとで暮らしました。この人は目も悪く、足腰も悪いのに、私の為に洗濯も掃除もし、朝晩の食事も作ってくれたのです。お得意料理は、卵焼きとスパゲティでした。私が病気で寝込んだ時は、心配そうな顔をして、ずっとそばにいてくれました。夜の習慣は布団の上に正座して、イエス様とお話をすることでした。
★ 第2は、とみさんというおばあちゃん。若い頃は、道路工事の現場で、男の人に混じって、働いていました。重いものを持ったり、砂利を混ぜたり、汗一杯で働く、とみさんに皆から「よく頑張ってくれて有り難いよ」と感謝されました。とみさんは、「みんなの為に役立つってとても嬉しい」と思い、やはり夜寝る前には神様に感謝の祈りを捧げました。今は老人センターに通い、もっと歳をとっている人の為に、ご飯を作ったり、肩を叩いたりの毎日です。
★ 3番目は、けんじさん。毎日学校の近くの道路で、旗を振っています。「何をしているかって?」そう、通学する子ども達の交通指導をしているのです。「おはよう!おじいいさん」との明るい声を聞くと、ますます元気が出てくる、けんじさんです。子どもの笑顔が大好き。朝早く起きて、道路の掃除もしたり、危ないものが落ちていないか点検したりしています。「みんなの為に役立つってなんだか嬉しいね」といつも思っています。けんじさんも、日曜日になるといつも教会に行って、お祈りしています。
★ さて、どの3人も優しくて、良く働き、神様に感謝しています。有り難いことですね。今日も皆さんの事を、思い出してお祈りしてくれている、たくさんのおじいちゃん・おばあちゃんがいます。それでは、神様に私たちもお祈りを捧げましょう。
その後、歌った讃美歌は“やさしい めが”でした。
やさしい目が きよらかな目が
きょうもわたしを 見ていてくださる
「まっすぐに歩きなさい」と見ていてくださる (こどもさんびか)
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