山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

   トップページ > 情報発信 > 月曜礼拝の記録 2019年度

トップページ 園の紹介 園の行事や1日の生活について 幼児絵画展や海外交流について 情報公開 入園案内やお問合せ 園職員の募集について 園長・役員・職員の投稿記事等


情報発信

前のページに戻る





限りなき動物の不思議な世界

2019年7月1日

(礼拝カード NO.12 お話 矢澤園長先生)

★ 「チョウチョが一匹飛ぶだけでも、全世界が必要です。」

★ 7月を迎え、キャンプもあり自然との楽しい生活が待っています。なんと、嬉しい事でしょう。今日は、その動物たちの不思議な世界にについてお話ししましょう。動物たちにとって、大変なのは、まず食べ物を得る事です。人間もそうかもしれませんが、私達は野菜でも肉でも魚でも、何でも食べる雑食動物です。ところが、多くの動物たちは決まったもの一つ・二つしか食べないのが普通です。これは、とても厳しいことです。もう一つは、子孫(子ども)を産むことです。人間も同じかもしれませんが、子どもが生まれなければ、その生き物はいなくなってしまうのです。多くの生き物はそこで一生をかけて食べ物を探し、子孫を残すのに必死なのです。

★ どんな動物でも不思議だらけですが、まずカエルや小鳥さんです。夕べに朝に、綺麗な声で?鳴いていますが「おはよう」また「こんばんは」とも聞こえますが、彼らは異性や仲間を呼んでいるのです。「僕の声は、こんなに綺麗なんだよ!さあ、一緒に遊ぼう」という訳です。セミもホタルも同じです。セミも一生懸命、地上のわずかの命を生きながら、相手を求めています。ホタルが光るのも、光るクラゲがいるのも同じ理由からです。ちょっと、お花の話しをすると、花はその場所から動けませんが、蜜などを求めてくるハチなんかに助けてもらっていることは、誰でも知っています。吹いてくる風に、花粉を運んでもらう花もあります。不思議な世界です。

★ ゾウさんの鼻が長いのはなぜ?あれは、食べ物を取ったり、多分敵と戦ったりするだけではなくて、地面を掘り進む道具にもなるんです。鋭敏な鼻で、砂漠に流れる地下水を嗅ぎ分けて、水を掘り当てる話も知られていて、人間たちの出来る事ではありません。ラクダも長い旅をするのに、あのコブの中に食糧といっても油ですが、食糧を蓄えているのです。周りを見るとまだまだあります。ミミズくんはどうして地面の中に住めるんだろう?何を食べ、どうして呼吸しているのだろう?アリさんもすごいです。教会の中にこぼれている砂糖粒に、どんどんやってくるのです。ドアも窓もあるのに遠くから、多分すごい嗅覚で見つけるんですね。そして、もう毎日せっせ、せっせと食べ物を運んでいるに違いありません。蟻は賢い生き物で、食べ物の無くなる秋や冬目指して、一生懸命働いているんです。地面の底にある、アリさんの倉庫にはもうどれだけの食べ物が積んである事でしょう。

★ お魚について、話す時間が無くなりましたが、水の中に住んであんなに早く泳いでいる。何を食べているのか?そして、とにかくすごい数の群れがいてもぶつからない。交通事故を起こさない。魚同士がぶつかって死んでいるのは見たことがありません。この不思議についても、お家でお父さん・お母さんに聞いてみて下さい。

★ さて、色んな動物が一生懸命生きている事が分かりました。でも、その為に神様がどんなに上手に考えて創ってくれているか、毎日どんなに助けてくれているか、その知恵と恵みは数える事が出来ません。小鳥やカエルや他の生き物が鳴き叫んでいるのも、「天の神様ありがとう」と讃美歌を歌っているように聞こえてきます。さあ、私達も「♪神様がつくられた」を歌いましょう。



前のページに戻る



園長

社会福祉法人 地の塩会
理事長 矢澤俊彦
荘内教会保育園
園長 諏訪瑞代
997-0034 山形県鶴岡市本町3丁目5-36
電話/FAX 0235-25-7070
ホームページ  http://skh.tyo.ne.jp/

リンクフリーです。文書・写真・図版等のコピー・二次利用はご遠慮願います。
Copyright(C)2018-2024  Chi no Siokai Shonai Kyokai Hoikuen and T.Y.Office Inc. All Rights Reserved