山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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「兄弟仲良く」が難しいわけ
2019年6月24日
(礼拝カード NO.11 お話 浩実先生)
★ 「兄弟げんかをしない日は、10日に1度が月2回。
仲良くするのは難しい。神様、神様、神様・・・そのわけ教えてください」(こどもさんびか)。
この歌にあるように、きょうだいが本当に仲良くするのは難しいものです。先日の川崎の事件にも、親も絡んで、そんな背景があったようです。旧約聖書冒頭には、兄さんのカインが弟アベルを恨みの為に殺したという有名な話があります。私達はそのカインの子孫という訳で、人間にはきょうだいを殺しかねない血が流れているのです。これを解決する為に、登場されたのがイエス様で、イエス様は仲違いをする両者の中に入って、兄弟愛を回復させてくださるのです。
今日は、浩実先生が、ケンちゃんとそのお兄さんの話しをしてくれました。
★ ケンちゃんが可愛い頃は、とても優しくしてくれた、お兄ちゃんでした。でも、ケンちゃんが5歳になった頃、おもちゃの取り合いなどが始まり、お兄ちゃんの持っている物を、とてもうらやましくなったりしました。そして、帰りの遅い兄ちゃんの目を盗んで、車遊びをしているうちに壊してしまい、大目玉をくらったりしましたが、やがてお兄ちゃんが病気になって、入院している間に反省しました。
★ 「やっぱり、お兄ちゃんがいないと寂しい、困る。」お兄ちゃんのおもちゃで勝手に遊んで悪かった。そういう思いが強くなると、急いで病院に飛んでいきました。「お兄ちゃん!ごめんなさい。やっぱり、ボク お兄ちゃんが大好きだ。楽しく一緒に遊んでくれるよね?」そして嬉しい返事が返ってきました。「もちろんだよ!ケン。お前は俺にとって、たった一人の兄弟だからな!」退院してから二人は、揃って教会学校に行きました。丁度、きょうだいげんかの歌が歌われていました。なんだか恥ずかしくなった2人でしたが、だんだん大きな声で歌えるようになりました。
★ その後、今週金曜日の誕生会をお休みする、菜那ちゃんの誕生会をしました。なんと、丁度今日、24日が菜那ちゃんの5歳の誕生日なのです。菜那ちゃんの笑顔が素敵でした。
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