山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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お金持ちと乞食

2018年10月9日

(礼拝カード NO.25 お話 美里先生)

★ ある所に大変なお金持ちが住んでいました。毎日ぜいたくに遊びくらしています。家も御殿みたいだし、食べ物も豪華です。お金持ちはいつも友達を呼んでは飲み食いです。さて、その近くに身体の弱ったラザロという乞食がいました。ボロをまとい、いつもおなかはペコペコ、そして全身に赤いできものができて、みんな気味悪がって近づいてくれません。でもやっとの思いで、その金持ちの家まで、地面をはうようにしてたどり着いたのです。

★ 「何か食べるものをください」。大きな声を出したつもりなのですが、蚊のなくような小さな声です。このお金持ちには沢山の友達がいつも出入りしています。でも、その乞食を見ると「嫌な奴、見なければよかった」などと、心の中で言い、家の中に入っていきます。すると、家の中から怖そうな男の人が棒を持って出てきて、「汚い乞食野郎、ここはお前なんかの来る所じゃない。遠くへ行け、しっしー」と、ヒドイものです。そして水一杯飲ませてはくれなかったのです。この乞食にとって、唯一の友達は、これもまた腹ペコの子犬でした。ラザロにやってきて、その体中にできたできものをペロペロなめています。誰も友だちの居ないラザロにとっては、それでもなんだか嬉しくなりました。

★ でも、しばらくしてお金持ちの家来が朝やってくると、門の前に汚いゴミのようなものがありました。それはなんだと思う?そうです、家来もすぐ気付いて、死んだラザロをゴミ捨て場に捨てに行きました。ひどいものですね。もちろん悲しむ人もいないし、お葬式もありません。でも、その様子を天からご覧になっていたのは・・・神様です。そして、ガブリエルを呼びました。「お前はあそこへ下りて行って、ラザロを連れ帰りなさい。」それから、10人の天使が地上に下りてきて、ラザロをしっかり抱えていったのです。神様はラザロの傷を癒し、おいしい食べ物を与え、綺麗な着物を着せると、もうニコニコ。天使たちといつも楽しく過ごすようになりました。

★ さて、あのお金持ちはどうなったでしょう?毎日贅沢に遊び暮らしているうちに、病気になり死んでしまいました。それから、どこへ行ったでしょう?(子らはすぐ「地獄」との声、すごいな、と思いました)。そこは、とても暗く、寂しいところで、おまけにあちこちにいつも大きな火が燃えていて、その熱さで火傷しそうなんです。その中で、天を見ると、あの乞食が楽しそうに過ごしているではありませんか。「こんちくしょう!!」と思うと、思わず神様に大声で叫びました、「神様、ここは熱くて熱くてどうしようもありません。どうかラザロを呼んで、天へ連れて行ってください」・・・。

★ でも神様はこう答えました、「それはムリですよ。生きているとき、お前はあんなに遊び暮らし、乞食のラザロを見捨てていたではないか。だから今度はお前さんの苦しむ番なんだよ」。

★ さあ、みんなのお家の入口には乞食のラザロさんがいないでしょうか?乞食の姿をしていなくても、困っている人や寂しい人、「助けて!!」と叫んでいる人、また泣いている人がいるかもしれません。そういう人の友達になりたいですね。最後に「はい、わかりました」という子ども達の優しい反応が印象的でした。 

(まとめ-矢澤園長)





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園長

社会福祉法人 地の塩会
荘内教会保育園
理事長・園長 矢澤俊彦

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