山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
トップページ > 情報発信 > 月曜礼拝の記録 2018年度
前のページに戻る
才能を地中に埋めた人
2018年7月23日
(礼拝カード NO.15 お話 春香先生)
★ コンプレックスを持っている人は、なかなか立ち直りにくい。自分の才能や能力がない事でいつも他人と比較して悩んでいます。神さまからの愛情が信じられない人です。
★ 今日の春香先生のお話ではその人は、お父さんからもらったお金を地面に深く埋めておいた人でした。上の2人のお兄さんにはそれぞれ100タラント、20タラントを預けて、よく働いて財産を増やすように言われました。3番目の息子には、わずか1タラントを与え、「これは私の愛のしるしだよ!」と言って、お父さんは長い旅に出ました。でも、その3番目の息子は、お父さんの言葉が信じられませんでした。「ああ言ったけれど、私を嫌いなのでは?好きならば、どうしてこれっぽっちなのだろう?」お兄さんたちを羨ましく思うとともに、自分のみじめさが思われてなりません。少しくらい、働いてもどうなるものでもない。と、思って、その弟は地面に1タラントを隠すと、働きもせず、くよくよいつまでもいじけながら、日を過ごしていたのです。
★ そんな、コンプレックスのようなものを抱えて、神様の愛から遠ざかっている人はいませんか?やがて、お父さんが帰ってくると、上の2人の兄は、頑張って働いたので、財産が2倍になっていました。お父さんは「よくやった」と褒めましたが、3番目の息子は、叱り飛ばして「こんなことなら、銀行に預けておけばよかった!」と言いお金を取り上げてしまいました。
★ お父さんの愛情が小さいもの、弱いもの、無きに等しいものにも及んでいることを信じたいですね。ちなみに「タラント」とは「タレント」という言葉にも関係し、才能や能力、優れた素質などを意味する言葉です。
|
|
前のページに戻る
|