山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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お母さんありがとう
2018年5月14日
(月曜礼拝カード No.5 お話-浩実先生)
★ ある保育園に、まさきくんという男の子がいました。年長さんでマー君と呼ばれていました。マー君の保育園もお祈りがあって、月曜礼拝もあります。マー君は、神様のお話をいっぱい聞いて神様を信じていました。
★ そんなマー君は、父・母と3人家族、実はもうすぐ、赤ちゃんが産まれるのでマー君はお兄ちゃんになります。とっても楽しみにしていました。お母さんのお腹を毎日撫でて、どんどん大きくなるので「不思議だな」と思っていました。今日もナデナデ・・・“ピクッ”「あれ、何か手にぶつかったよ」「マー君、赤ちゃんが動いたのよ。とっても元気みたい。なんだか、お兄ちゃん!って言っているみたいね」マー君はビックリしたけど嬉しくなりました。
★ お母さんは、大きなお腹で毎日保育園の送迎、炊事、洗濯、掃除・・・すべてを毎日休まずしてくれます。それを見て「お母さん、お腹重くないの?大丈夫?」と聞きました。お母さんは「重いわよ。でもね、赤ちゃんも大事だけど、マー君も大事。大好きだからなんでもできちゃうのよ。大丈夫!」マー君は“すごいなぁ”と思いました。
★ 次の日、保育園の迎えはお父さん。すると、「マー君、赤ちゃんが産まれたぞ!男の子だ。マー君の弟だ!」二人ですぐに病院へ行きました。ベッドにはお母さん。「よく来たね。おいで」と抱きしめてくれました。赤ちゃんを見たマー君。「・・・うわぁ、ちっちゃい」とドキドキ。でも、嬉しい。すると、「マー君も生まれた時は小さくて、お父さんもお母さんもとっても嬉しかったのよ。嬉しくて、神様に“かわいい赤ちゃんをありがとうございます。ずっとずっとお守りください”ってお祈りしたのよ」とお母さん。それを聞いて、とっても嬉しくてお母さん大好きって思いました。
★ 退院してからも、大忙しのお母さん。おむつを取り替え、抱っこして寝かしつけたり。夜中も赤ちゃんが泣くと起きておっぱいをあげます。マー君は「お母さんは、すごいなぁ。僕の時もこんな風にしてくれたんだ」と思いました。
★ 今日は、母の日。お母さんに手紙を書いたマー君。「お母さん、赤ちゃんも僕の事も、大事にしてくれてありがとう。お母さんの事大好き。これからは、僕もお手伝い頑張るね」って。そして心の中では、“お母さんをくれてありがとう”と神様にお祈りしました。
★ 母の日は、お母さんに感謝する日だけど、いつも私達とお母さん・お父さんを守って下さる神様にもありがとうという気持ちを忘れずに過ごしていきましょう。
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