山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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さあみんな教会へ行こう
2018年3月26日
(月曜礼拝カード №49 お話-郁美先生)
★ 「おはようございます(にこやかに語りかける郁美先生です。)この間は、卒園式。でも、まつ組さんに今日も会えて先生はとても嬉しいです。」
★ 今日は教会についてお話します。お隣にもあるけど、教会にはどんな人がくるのかなぁ・・・。そう、色んな人が来るよね。そこに来る人の多くはイエス様に魅力を感じた人・イエス様の側に居たい・お話を聞きたい・イエス様に背中を押してもらいたい・病気を治してもらいたい・元気をもらいたい。そういう人々です。中にはイエス様に意地悪してやろうという人も紛れ込んでいるかもしれませんけれど・・・。
★ さて、それではイエス様の「目」って、どんな目かなぁ?それは不思議な目です。どんなに遠くにいる人も見ることが出来る。世界中の人の側に座ってくれる。そして、なにより優しくて大きな目です。ついイエス様に飛びつきたくなってしまいます。
★ 次に「耳」です。その耳も不思議です。微かな声、みんなの声にもならない、つぶやき、それをよーく聞いてくれます。それに一度に5人・10人はモチロン、100人も1000人もお話しても(これをお祈りといいます)なんと、その一人ひとりの声に、その人がイエス様の前にただ一人いるかのように聞いてくれる。共に悩み・心配し・苦しみ・泣き、そして喜び・励ましてくれるのです。郁美先生なんか、残念だけれど、ただ一人の人とお話するのが精一杯、それも時々「今忙しいから後にして」なんて言ってしまったりします。
★ そして、イエス様の「お声」です。小鳥が歌っているような、小川が流れているような、そよ風が吹いてくるような、ベートーベンの「田園」交響曲を聞いているような、ビヴァルディの「春」の演奏を聞いているような、そんなお声です。歌も大好きで、イエス様が歌っていると、森の動物たちも集まってきます。肩や頭にとまる小鳥たちもいます。なんと、獰猛なライオンたちもイエス様の前にチョコンと座って、うっとり聞いています。町の人達も沢山集まっています。さらにイエス様はお絵描きも素晴らしいし、詩も創るし、かけっこも速いし、多分お料理だって上手だったでしょう。だから、いつもみんなの人気者です。
★ その中に、取税人ザアカイがいました。お金はあったけれど、友だちが一人もいない。このふとっちょのおじさんが木の上にいるのを見ると「さあ、降りてきなさい」と優しい言葉。ザアカイはお猿さんより早くスルスルと下りてきて、大喜び。「私のお金は、みんな貧しい人にあげます」と言ったのです。
★ また、漁師のペテロさんもいました。長い間、魚を捕ろうと広いガリラヤの海に網を降ろしてきたのに、どうしたことか魚は一匹も取れないのです。疲れて嫌になり、「もう、漁師なんかやめよう」と思っていた、ある朝、「あそこに網を降ろしなさい」とイエス様に言われて、そうすると網が破けそうなほどの大漁です。「イ、イ、イエス様!私を弟子にして下さい」
★ 他にも沢山いますね。口のきけなかった人や、らい病人や、目の見えなかった二人組や、その他。でもこういう人達が集まってきたのが教会というところです。だから、そこは凄いんです。イエス様に会った喜び、過去から自由になった喜び、皆と一緒に生きる楽しさ、そして、イースターを迎えると死にさえ打ち勝てるという、大きな希望。こういうものに生かされている人達です。卵のなかにいつまでもいると、その中で死んでしまいます。でも、外から親鳥が殻をつついて、「我が子よ!さあ出てきなさい」と声をかけると「それっ!!」と言って、内側からも殻を破って脱出する。これがイースターです。この親鳥とはよみがえったイエス様のことです。「さあ、教会ってどんなところか分かったかな?」こんなに素晴らしい所を忘れてしまってはいけません。毎日曜日 午前9時からの教会学校には是非プレゼントの聖書を持って来て下さい。
★ この次の4月1日(日)は、復活祭のお祝いです。子どもは9時、大人は10時です
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