山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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世界を密かに支える子供たち
-幼な子の5つの天使性-

矢澤俊彦



 (お花や音楽とともに、いやそれ以上にこの世界と人類を隠れたところで支えていると思われる幼子というものの魅力について)

1 その寛大な心 会社で疲れて帰宅する父親を暖かく迎えてくれる我が子。何かつまらないことがあって、うなだれて登園する保育士さんを包んでくれる園児の優しさ・・・こういうふれあいで、私たちはどれだけほっとさせられ、元気をもらっていることでしょう。

 また遊んでる子らに、「入れて」と言えば、誰でも快く「いいよ」と仲間に入れてくれる。その心の広さ寛大さは感動ものです。

2 無邪気にして高雅 その天真爛漫さに誰しも打たれます。友達の笑顔を描いた絵―優しく純真そのもの。彼らの口から出てくる言葉に、何の偽りも計算もありません。

 幼な子とふれあうのは何と心地よく、さわやかでありましょう。自分にとりついていた邪念も、いつのまにか姿を消しています。

 我欲に振り回されていた人も、子らの気高さで清められ、どん底から引き上げられて「高雅」な存在までに高められるかもしれません。

3 感嘆すべきエネルギー 生き淀むことの多い大人に対し、子どもというものはいつもエネルギー全開で動き、遊び、歌い、走り、踊りまわっています。休んでる子など滅多になく、疲れなど知らぬが如くです。絶えず歓声をあげ、叫び、笑っている。その目はいつも何か面白いもの、楽しいものに向かいます。つまらぬものには目もくれません。あの集中力、真剣さ、正義感・・・、どれも大人はかないません。

4 ユーモアや遊びごころ 遊びとは、その瞬間瞬間がそれ自体目的である楽しい時間である、という定義を思い出します。大人にとって多くの時間は、何かの手段でしょう。そしてその目的である「何か」は、なかなかやってこないのですが・・・。

 自分を受け入れてくれる仲間がおり、ぶつかって楽しい対象や環境がある。子どもは周囲世界のどんなものでも「おもちゃ化する天才」(鴻池雅夫)ともいわれます。

 そしてどの子にも宿っているあのユーモア精神の不思議な魅力。あの力でいつも笑い、おどけ、ふざけ・・・。私たちもああいう「遊びごころ」を取り戻したい、と憧れざるを得ないのですが。

5 天使性 以上をまとめると、彼らはまるで天界から舞い降りてきた天使です。その明るさをもって地上の闇を照らし、人生のつまらなさに絶望している者にとどまる勇気を与え、心を病む者をも優しく包んで笑いへと導く。

 幼な子の歌やさざめきを聞けば、悪く醜い思いも恥ずかしくなって逃げ去り、軽やかな気分に。彼らとしばらく遊びこめば、かたくなで硬直していた自我も砕かれるまでになり、まるで死人がよみがえったようにさえなる。

 幼な子たちはこうして、この世を照らし、色香を添え、希望を与え、明るくし、病をいやし、力づけ、やがて天国までも私たちを導いていってくれのです。

 以上のような幼子たちにどれだけ励まされ、救われ、支えられているかについて、とても不注意でうかつ且つ盲目に傾きがちな私たちです。そして彼らを未熟な存在として決めつけ、命令や指図をもって傷付け悲しませたりしている私達。今彼らを前に心からお詫びしその一人一人をに敬意と感謝をもって受け入れようではありませんか(矢澤俊彦)。



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