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山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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北風と太陽 詩編136編
2026年8月24日
(礼拝カード NO.18 お話 江口園長先生)
★ 今は暑い、暑い夏です。晴れの日は、太陽の光がぎらぎらしていますね。一方、冬になると冷たい北風が吹き荒れます。ある日のことです。太陽と北風が、どちらが強いか言い争いをしました。北風さんは、言いました。太陽さんは光で人を照らすだけで、僕のように強い風、冷たい風を吹き出すことはできないよねって。だから僕の方が太陽さんより強いよって。それを聞いていた太陽さんは北風さんに言いました。「北風さん、今、一人の旅人が道を歩いているけれど、あの旅人の来ている上着をどちらが脱がせることができるか、勝負しましょうよ。あの旅人の上着を脱がせることができた方が勝ちだよ。」
★ まず北風が力いっぱい冷たい風を吹きつけますが、旅人は寒さに震え、上着を飛ばされまいと、かえってしっかりと押さえ込んでしまいます。どれだけ吹いても、旅人は上着を脱ぎません。しかも寒いので、旅人は、しっかりと上着を押さえています。
★ 次に太陽さんが暖かい光を静かに旅人に照りつけました。すると旅人はだんだん暑くなり、自分から上着を脱いでしまいます。こうして勝負は太陽さんの勝ちとなり、北風さんは力ずくでは人を動かせないことを学びました。この話は、人に何かをさせたいとき、力づくや強制で人を動かすことなどできないこと。相手が自分からそうしたくなるように働きかける方が効果的だということを教えている、誰もが知っているイソップ童話です。
★ 私たちは、人に何かをさせたい時、力づくで人を動かそうとする時があります。人が動かない時、それは自分は正しく相手が悪いと考えてしまいます。けれど、神の独り子であるイエスキリストは、相手が自分からそうしたくなるように働きかけるお方でした。
★ 自分とは異なる意見を持つ人に対して、自分も相手も同様に自らの意見を持つものであることを深く知り、相手を尊ぶことのできる繊細なバランス感覚を持っている人でした。自分と真逆の意見を持つ人に対して、自分の信念を曲げることなく、相手に対する思いやりを持って接した人、それがイエスキリストです。聖書は、イエスキリストについて、「最も柔和な人」と書いています。「柔らかな答えは、憤りを静める。しかし激しい言葉は怒りを引き起こす」という聖書の御言葉の通りに生きた人です。人から反対意見を言われた時、もし私たちが傲慢な態度で応じるなら、相手は挑戦的になります。けれど穏やかに答えるなら、相手は、あなたの意見に対しても、もっと心を開くでしょう。
★ 今日の聖書の御言葉は、旧約聖書の詩編136編8節に「昼をつかさどる太陽を造った方に感謝せよ」です。イエスは弟子たちに「天の父(神)は、悪い者の上にも、良い者の上にも、太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さる」と語りました。昼をつかさどる太陽は、悪い者にも、良い者にも、人を生かす光を注ぎます。イエス様は、太陽の光のような人でした。悪い者の罪を負われて、十字架にて命を捧げ、人間を罪から救い出された真の神の人でした。
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