山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」

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兄弟仲良くは難しい
詩編133編

2026年8月3日

(礼拝カード NO.16 お話 江口園長先生)

★ 昔昔のイスラエルの国(イエス様の国)では、王様を決める時には、普通は、その国の人たちが、この人が王様になったらいいなって、国民一人一人が投票して王様を決めますが、イエス様の国は、神様の国なので、神様が王様を選びます。ユダヤの国には、神様に仕える祭司という人がいて(今で言うと教会の牧師)。祭司が神様にお祈りをすると、神様の声が聞こえてきて、この人を王様にしなさいと、この人は神様の御心に沿うと、祭司さんに神様の声が聞こえて、その人を王様にしました。イエス様が生まれる凡そ1000年ほど前、イスラエルの国の王様は、神様の御心に沿わない悪い王様でした。それで神様は、サムエルという祭司に、イスラエルの新しい王様を、イスラエルの中でも最も小さな家族、エッサイの家族の中から選びなさいと命令をしました。

★ 祭司サムエルさんは、イスラエルの国の中でも最も小さな家族、エッサイの家に行きました。エッサイの家はとても貧しい家でした。エッサイのこどもたち、男の子がその時7人いました。サムエルは、7人の男の子の中で、どの子が王様に相応しいか、一人一人の様子を見ました。長男エリアブ。顔はイケメンで背も高くて、弟たちの面倒もよく見る子でした。サムエルは、この人が次の王だと思い、王様を選ぶ時に、祭司は高価な香油を注ぎます。高価な香油をエリアブさんに注ごうとすると、神の声がサムエルに聞こえてきました。「サムエル、その子がイスラエルの王になる子ではない。エッサイの今いる7人の中には王になる人はいない」と神様はサムエルに言いました。それで、サムエルは父親のエッサイに「あなたの子どもは、ここにいる7人だけですか」と聞きました。エッサイは「もう一人、ダビデという一番下の8番目の子がいます。今その子は、羊の群れの番をしています」と言うと、サムエルは「その子を連れて来なさい」と言い、エッサイが8番目の子どもをサムエルの前に連れてくると、神様は、サムエルに「この子が、次のイスラエルの王になる子どもです。この子の上に油を注ぎなさい」と言いました。神様は、サムエルに「私は容姿を見るのではなく、心を見る」と言いました。

★ ダビデが王様に選ばれた時、ダビデの上の7人の兄たちは、末っ子の小さなダビデが王に選ばれたことを喜ぶことはありませんでした。「なんで一番下の弟が王になって、俺たちを支配するんだ」って、一番上の兄からプンプンに怒りました。ダビデが王に選ばれた後、7人の兄たちはダビデさんに挨拶することも、ご飯を兄弟みんなで、お父さん、お母さんと一緒に食べることもしなくなりました。ダビデは、王様になって国民の誰からも愛される立派な王様でしたが、ダビデの生涯の願いは、兄弟仲良く一緒に座って、ご飯食べれたらいいなって言うそれだけでした。

★ それから1000年の時を経て、神様の独り子、イエスキリストがユダヤの国生まれました。イエス様は、ダビデの君と呼ばれた人です。ユダヤの国が、ローマ帝国の支配下にある時、ローマの権力から救い出してくれる人だと、ユダヤの国の人たちは期待しました。

★ そのイエス様が最も大切になさったことは隣人愛であり、兄弟愛でした。イエス様にも兄弟がいました。5人兄弟の長男がイエス様でした。イエス様は、自分がダビデの君と、人々が言うのを聞いていました。そのダビデ王が、兄弟との関係で苦しんでいたことも知っていました。ダビデ王が、兄弟愛の大切さを、神様に祈り続けていたことを、イエス様は、ご自分の生涯で、自分の兄弟を愛することと、更に兄弟だけではなく隣人を愛すること、出会う人を愛することを大切になさいました。そのイエス様に倣いましょう。



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