山形県鶴岡市にある「社会福祉法人 地の塩会 荘内教会保育園」
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イエス様の少年時代の話
2024年1月9日
(礼拝カード NO.37 お話 諏訪園長先生)
★ イエス様はナザレの村ですくすくと育ち、もう12歳になりました。小学校の6年生ぐらいです。 イエス様の国では男の子が12歳になると大人といっしょに、エルサレムの過ぎ越しのお祭りに連れて行ってもらえることになっていました。イエス様はマリアさん、ヨセフさん、村の人々と一緒に出掛けました。
★ 神殿には国中から集まった大勢の人たちがお祈りしたり、聖書を読んだり、讃美歌を歌ったりして、それはそれは賑やかでごった返していました。 何日も続くお祭りも終わりに近づいたので、みんなで一緒に村への帰途につきました。
★ だいぶ歩いて疲れて休んでいるとき、ヨセフさんたちはイエス様の姿が見えないのに気が付き、あわててみんなに「イエスをみかけませんでしたか」と聞いて回りましたが、誰も見た人はいません。両親はもう一度エルサレムの神殿まで戻ることにしました。
★ 神殿に着いてからもあちこち探しましたがイエス様の姿は在りません。疲れ果てた二人が「神様 どうか助けてください」とお祈りをしていると、遠くのほうからイエス様の声が聞こえてきました。走って行ってみると、イエス様は立派な先生方と一緒に聖書の話を聞いたり、質問に答えたりして話し合っていたんです!
★ マリアさんは思わず「イエス どうしてこんなことをしたの、私たちはどんなに心配したか。ずいぶん探して歩いていたんですよ」と叱りました。 するとイエス様は「でもお母さん、僕はずっと神様のおうちにいて、天のお父様のお話をしていたんです。だからそんなに心配しなくて良かったのに」と静かに言いました。
★ イエス様はえらい先生方が驚くほど聖書の勉強をしていて、神様のことをよく知っていたんです。マリアさんに立派な学者風の人が言いました。「イエス君はまだ12歳なのにわし等より賢いことを言うし、誰も答えられないほどの難しい質問をしたり、みんな驚いていたところじゃ。彼は大人になったらもしかしたら国を救う人になるかもしれんよ。」
★ 思い出してください。イエス様は神様の精霊によってマリアさんから生まれました。それはこの世界で苦しんでいる人々を救うためでした。イエス様は子供のころから天のお父様といつも一緒だったんですね。
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